YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本終了間際に被弾でドロー 払拭したい「悪い予感」

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日は、ロアッソ熊本のホーム・えがお健康スタジアムガイナーレ鳥取との試合が行われ、ラジオの生中継で解説をしました。

結果は、前半にコーナーキックのこぼれ球を杉山が見事に左足を振りぬきゴール。後半、さらに試合の主導権を握ってゲームを進めるも追加点を奪ず、逆に終了間際に痛恨の失点をし、1-1の引き分けとなってしまいました。

Jリーグのレギュレーションでは、勝てば勝ち点3,引き分けで勝ち点1,負けると勝ち点は0となっています。今年は15チームのでのリーグ戦ですので、全チームとホームとアウェイで1試合ずつを行い、28試合で勝ち点を争います。

鳥取を破れば、勝ち点で首位に並ぶことが出来た試合での引き分けですので、「勝ち点2を失った」という引き分けになってしまいました。

大木監督は試合後、次のように語っています。

「序盤はバタバタしてしまった。守備が下がり気味になって押されたが、修正して良くなった。最後の失点よりも、追加点を奪えなかったことで苦しくなった。1点じゃ勝負は分からない。」

確かに追加点が奪えなかったことが、この結果に結びついたことは間違いないと思います。

ただ、私は、そこにもう一つメンタル的な要因があると考えています。

それは、選手たちを襲ったであろう「悪い予感」です。

今シーズンのロアッソ熊本のホームゲームを振り返ると、ホーム開幕戦の鹿児島との一戦は、2-0とリードしながら2失点を喫して引き分け。続く宮崎戦は、全く良いところを出せずに1-2で敗戦。八戸戦でも2点のリードを守り切れず2-2の引き分け。長野には2-0と勝利して、ようやくホーム初白星をあげるも、続く沼津戦では0-1で敗戦。そして、昨夜のゲームと続くわけです。

こうしてみると、選手・スタッフ、そして我々サポーターにとって満足できるゲームは、長野戦1試合のみです。こういう状況の時に、現れてしまう感情が「悪い予感」です。

日本のメンタルコーチ第1人者である西田文郎氏も次のように述べています。

「スポーツ選手の頭の中に『悪い予感』がよぎった時には、それは、必ず現実化してしまう。」

これを払拭するためには、日頃のトレーニングの時から常に「勝利のイメージ」を持ってトレーニングし、試合中も最後まで「勝利のイメージ」を持ち続けるしかありません。

選手・スタッフの皆さんは、常に全力で取り組んでくれています。我々サポーターも何とかこの「悪い予感」を払拭して、次節以降も全力でサポートしていきたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。今日は、夏至ですね。一年で一番長い日中を素敵にお過ごしください。