YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「千原台球児の夏」開幕! 完勝で初戦突破

どうも、南弘一です。千原台高校の校長をしています。ととに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日行われた全校高校野球熊本県大会1回戦で、千原台高校は鹿本商工高校と対戦しました。

3年生中心のメンバーで臨んだ千原台高校は、3回にヒット6本の集中打で5得点。5回に1点を失うものの、続く6回に長打も含めた5連打で5点を加えて、見事に6回コールド勝ちで初戦を飾りました!

皆さんもご承知の通り、昨年度は、コロナ対策のために大会自体が中止となり、野球部をはじめとする多くの部活動生が無念の涙を流しました。今年度は、大会が開催されて本校の野球部をはじめ、すべての高校球児が「甲子園の夢」を追えることに心より感謝したいと思います。

千原台高校の野球部は、熊本県内の強豪校の一つとして活躍して来ました。甲子園への出場経験はないものの、過去には県大会の決勝戦で惜しくも敗れたこともあります。また、選手の育成という面では、2年前に荒木翔太くんが、ソフトバンクからのドラフト指名を受け、プロ野球選手として活躍しています。

しかしながら、ここ数年は、組み合わせに恵まれなかったこともあり、甲子園につながる大会では、1・2回戦での敗退が続いていました。

そんな状況の中で、この4月、一つの転機が訪れます。それは、同じ熊本市立の必由館高校を率いて、甲子園出場経験を持ち、馬原投手(元ソフトバンク)、山中投手(元ヤクルト)、田中投手(元巨人)、岩貞投手(阪神)という4人のプロ野球選手を育てた名将、西田尚美先生が、定期異動で千原台高校に赴任したことです。

実は、私と西田監督は、高校の同級生です。高校時代は、私はサッカー部、彼は野球部に所属していて、同じグラウンドで汗を流しました。そんな縁もあり、前々から、彼の活躍をとても嬉しく思い、応援していました。

その彼が、本校へ赴任し、野球部の監督に就任しました。

もちろん、それまでもトレーニングに真剣に臨んでいた野球部の部員たちでしたが、西田監督の赴任により、いくつかの変化がみられました。

一つ目は、「朝の素振り」です。私は、毎朝のルーティーンとして「朝掃除」を行っています。私が、「朝掃除」のために外に出ると、毎朝「朝の素振り」に取り組む彼らの爽やかな掛け声が運動場中に響いています。

二つ目は、体力強化への取り組みです。外部コーチとして、フィジカルトレーナーの専門家を招聘し、「科学的な筋力トレーニング」を取り入れたり、「体力強化期間」として、西田監督独自の体力づくりトレーニングに取り組んだりして来ました。

このような取り組みが、早速、実を結び始めた初戦突破!

ただ、ここで気を抜くわけにはいきません。次の対戦相手は、あの全国に強豪校として名を馳せる熊本工業です。

1回戦は教育委員会での会議と日程が重なり、球場に足を運べませんでしたが、2回戦は球場のスタンドから全力で応援したいと思います!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。週の中日の水曜日。素敵な一日をお過ごしください。