YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ 痺れるゲームを制し 首位固め!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日は、熊本県えがお健康スタジアムで、ロアッソ熊本のホームゲームとして、J3リーグ第20節ロアッソ熊本福島ユナイテッドFCの試合が行われ、ラジオでのライブ中継の解説をしてきました。

今日は、その試合のことをお話しします。

熊本地震・豪雨災害の復興支援マッチとして開催されたこの日。

試合前には地元で活動する「096k(オクロック)熊本歌劇団」が登場したり、シンガーソングライター「MICA」さんのミニライブが行われたりと盛り上がりをみせ、3500人を超える観衆がスタジアムに集まりました。

コロナ前には、毎試合3000人以上の観衆が集まっていましたので、久しぶりの賑わいの中での試合となりました。

まずは、ロアッソの先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、酒井

MF 上村、河原、竹本

FW 杉山、高橋、伊東、ターレ

前節・長野戦と全く同じメンバーです。ちなみに、ベンチ入りメンバーの顔触れももまったく同じでした。

対する福島の注目選手は、何と言っても昨シーズンまでロアッソ熊本に在籍したGK山本海斗選手。また、DF福島隼人選手は、熊本県の松橋中から大津高校へ進み、プロ入りした地元出身選手です。

松橋中時代の監督で、現在は、熊本県国体選抜チームの監督を務めている斎藤達也さんもスタジアムに応援に来られていました。

さて、試合の方は、立ち上がりからお互いにボールを激しく奪い合う展開が続き、両チームのこのゲームにかける強い気持ちが伝わってきました。

前半は、ロアッソが何回かの決定機を作るものの得点には至らず、0-0で終了しました。

後半に入ると、さらにギアを上げてきた福島に押し込まれるシーンが増えてきました。

後半35分には、至近距離から3本連続でシュートを浴びる大ピンチ。これを救ったのは、チームの守護神GK佐藤でした。1本目のシュートを佐藤がスーパーセーブで弾くとそのこぼれを拾われ、放たれたシュートは、ゴールポストを直撃!

その跳ね返りを拾われてシュートされるも、再び佐藤がスーパーセーブをみせてピンチを防ぎました。

このプレーに奮起したロアッソイレブン。

2分後の後半37分。右サイドで途中出場のMF坂本がドリブルで相手陣内深くに切り込むと逆サイドをフリーで駆け上がっていたFWターレスにクロス。これをターレスが冷静に相手ゴールに流し込んで、見事に先制ゴールを奪いました!

この後も、果敢にロアッソゴールに迫ってくる福島の猛攻を全員が集中した守備で守り切り、ロアッソ熊本が1-0で勝利しました!

まさに「痺れるゲーム」を制して、ロアッソ熊本が首位固めに成功しました。

前半に4分、後半に5分のアディショナルタイムがあったことに加えて、後半アディショナルタイムに入ってから負傷した選手もいて、放送時間内に最後までお伝えすることが出来ず、終了のホイッスルが鳴ったのは、放送終了の30秒後でした。

放送が終わり、終了のホイッスルを聞いて、ふーっとため息をつくと、自分の胃がきりきりと痛むことに気づきました。

文字通り「胃が痛くなるような展開」の試合でした。

J3リーグも残り10試合。昨日のような「一体感」を持って戦い続ければ、「J3優勝」「J2昇格」という結果は、必ずついてくると信じています。

次節は、10月3日(日)午後7時キックオフ。ホームのえがお健康スタジアムに藤枝MYFCを迎えての一戦です。

熊本にお住いの皆さんには、ぜひ、スタジアムに足を運んでいただき、ロアッソ熊本とともに戦っていきましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。週のはじめの月曜日。素敵な一日をお過ごしください