YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

サウジに0-1敗戦 今の日本代表に必要なものは…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日のブログで「ソジハラって知ってますか?(前編)」をお話しし、

「続きは明日お話ししますね。」

とお約束していたのですが、急遽予定を変更し、今日はサッカー日本代表アジア最終予選についてお話しします。

「ソジハラって知ってますか?(後編)」は、明日以降にお話しさせていただきます。こちらを楽しみにしていただいた読書の方々、ごめんなさい。

とうことで、日本時間の10月8日、深夜2時キックオフで行われたW杯アジア最終予選第3節、サウジアラビアのホームで行われたサウジアラビア(以下サウジ)対日本戦をライブ配信で観戦しました。

昨夜は9時半にベッドに就き、深夜2時に起床。4時までサッカー観戦をして、4時から5時半まで仮眠をし、かろうじて合計6時間の睡眠時間を確保して、今、ブログを書いています。

しかし、この私の涙ぐましい「時間調整」のかいもなく、日本代表は0-1で敗戦。

まだ、10試合にうちの3試合を消化したところとは言え、早くも「崖っぷち」に立たされる結果となりました。

まずは、日本の先発です。

GK 権田

DF 酒井、吉田、冨安、長友

MF 遠藤、柴崎、浅野、鎌田、南野

FW 大迫

前節、中国戦で好プレーをみせてくれた伊東は累積警告で出場停止。久保、堂安はケガで離脱しています。

スタジアムは6万人の大観衆。しかもサウジサポーターのほぼ全員が男性という「中東でのアウェイゲーム」ならではの雰囲気の中で、試合は始まりました。

先にチャンスを作ったのはサウジ。12分に得たFKから放ったクロスを長身のDFがヘディングで合わせてシュート。放たれたボールはGK権田の胸を直撃し、何とか失点を防ぎました。

お互いに球際で厳しく競り合い、インテシティーの高いゲームが続きます。

そんな29分、日本に決定機が訪れます。日本の厳しいプレスによりこぼれたボールを拾ったMF鎌田が、縦に鋭いスルーパスを送ります。それを受けたFW大迫は、前向きにボールをコントロールし、ゴールを目指します。そして、GKと1対1に!

しかし、大迫の放ったシュートは相手GKの左手で弾かれて、先制点とはなりませんでした。

こうして、お互いに決定機をゴールに結びつけることは出来ず、前半は0-0で終わりました。

前半を振り返って、感じたのは、

「大迫に決めてほしかった・・・(大迫の決定機はあとひとつありました。結果的にはオフサイドでしたが…)」

「もう少し遠藤、柴崎のボランチを使ってゲームを作りたいけど・・・

 柴崎のボールロストの多さが気になるなあ・・・」

という2点でした。

後半に入ると、サウジがさらに攻勢をかけてきます。

そんな中で先に動いたのは、日本ベンチでした。

後半15分、MF南野に代えて古橋、MF浅野に代えて原口を投入します。

この交代は、効果を発揮し、両サイドのMFがフレッシュな選手になったことにより、長友、酒井の両サイドバックが攻撃に参加する場面が増えて、いくつかのチャンスを作ることが出来ました。しかし、それもゴールには結びつきません。

すると、サウジベンチもそれに対応しようと、後半19分に2枚替え。試合の流れを引き戻しにかかります。

この交代で、試合の流れは再びサウジに傾きます。

日本ベンチとしては、次の一手を打たねばなりません。

私はサッカーの試合を観るとき、必ず自分が監督になった気持ちで観るようにしています。

その時、私の頭に浮かんでいた選手交代は、

大迫→三好

柴崎→田中碧

でした。

三好をサイドのMFに入れて、古橋を1トップに置きます。

大迫、柴崎のプレーを非難するわけではないですが、

「今日は、『大迫、柴崎の日』ではない」

と感じていました。

とツイートでもつぶやいた矢先の後半26分。相手のプレスを受けた柴崎が吉田にバックパス。しかし、このボールがゴール方向へ流れ、それを相手FWがかっさらい、そのままゴール方向へドリブル。冷静にGK権田の股下を抜くシュートを放ち、ゴール。先制点を奪われてしまいました。

そして、失点直後の後半28分に行われた交代は、

柴崎→守田

鎌田→オナイウ

でした。

さらに、アディショナルタイムに入った後半46分には、長友→中山の交代も行い、サウジゴールに迫るもゴールは奪えず、0-1で前半戦の大一番での痛い痛い黒星となってしまいました。

試合後のインタビューに応えた森保監督、吉田主将、遠藤選手、長友選手はいずれも敗戦のショックの中でも、必死で前を向こうという姿勢で応えてくれました。

そんな日本代表にとって、今、必要なことは何か?

それは、何と言っても、

「全員が覚悟を持って、前を向くこと」

これに尽きます。

チーム内のことは、チーム内の人間にしかわかりません。

そして、レベルは違えども「社会人サッカー」の監督を経験し、「監督にしかわからない辛さ」を経験した私は、基本的に「采配批判はしない」と決めていますし、森保監督を最後まで信じます。

ただ、今の状況を打開するためには、

「累積警告の出場があける伊東、セルティックで大活躍をみせている古橋、大きなポテンシャルを秘めている三好など『旬な選手』の活躍が、日本代表には必要です!」

という意見を述べておきたいと思います。

とりあえず、次のホームでのオーストラリア戦は「絶対に負けられい戦い」どころか「勝利しかありえない戦い」となります。

われわれサポーターも全力で声援を送りましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。週末前の金曜日。今日一日が、皆さんにとって、素敵な一日になりますように。