どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
さて、昨日のブログでは「朝の散歩」についてお話ししました。
今日は、「朝の散歩」とともに1年半前、コロナ禍の5月の連休の頃から始めた私の習慣のお話をします。
それは、「瞑想」です。
「瞑想」というと、日本では何だか怪しい感じに受けとられがちですよね。
それは、たぶん1980年代末期から1990年代にかけて起きたオウム真理教事件の影響が大きいように思いますが。
実は、「瞑想」は、脳科学的にみると、前頭葉を鍛え、自己コントロール能力や集中力を高めるトレーニングとされています。
欧米では「マインドフルネス」とも呼ばれており、多くのビジネスマンやセレブリティーの皆さんが、生活の習慣として取り入れています。
アップルの創設者だったスティーブ・ジョブズ、「ホモサピエンス全史」などのベストセラー作家として知られるユヴァル・ノア・ハラリ、男子テニスの絶対王者であるジョコビッチなどの人たちが「瞑想」を行っているのは有名な話です。
また、世界的な大企業に成長した「グーグル」では、5000人の社員が「瞑想」を取り入れていると言われています。
それでは、私がどのようにして「瞑想」を習慣化したかを説明します。
まず、最初に知っておいてもらいたいのは、
「瞑想は、トレーニングである。」
ということです。
ですから、「筋トレ」などと同じで、まとめて長い時間を行うよりも、短い時間でも良いので継続することが大切です。
私は、「5分間の瞑想」から始めました。
瞑想のポイントは、「姿勢」と「呼吸」です。
まず、「姿勢」は、背筋をまっすぐに伸ばすこと。このことにより、前頭葉が働きやすくなります。
椅子に腰かけて行う場合は、背筋を伸ばして椅子の背もたれにつかないように座り、足の裏は床につけます。
私は、ベッドの上で胡坐をかいて行っています。こちらの方が、何となく「瞑想」しているという気分になれるからです。(何でも形から入るタイプなので(笑))
「呼吸」は、ゆっくりと。1分間に4~6回が良いとされているので、1呼吸に10~15秒をかけるようにします。
そして、なるべく意識を「呼吸」に集中します。しかし、初めの頃は、必ず何か違うことが頭に浮かんできます。
それに気づいたら、また、「呼吸」に意識を戻します。
これを5分間から、始めました。
数日して慣れたら、10分間に時間を伸ばします。
こうして、「瞑想」に興味を持ち始めたときに、読んだ本があります。
セブン・マスターズ[瞑想]へのいざない ジョン・セルビー著(サンマーク出版)です。
この本に書かれていたのは、「誘導瞑想」という手法を使うと瞑想の効果が上がるということでした。
誰かに言葉をかけてもらい、「瞑想」の状態に入りやすくするという手法です。
「これは、良さそうだ!」
と思ったのですが、「瞑想教室」に通っているわけでもなく、そんなことをしてくれそうな人は見当たりません。
そこで、一案を講じました。
自分で「誘導瞑想」の文面を音読し、スマホに録音しておいて、それを聴きながら「瞑想」すればいいじゃん!
と思いつきました。
早速、実行に移しました。
今では、YouTubeで見つけた【宇宙とつながる瞑想音楽】という30分間の「瞑想BGM」を流しながら、自分で録音した「誘導瞑想」(5分くらい)を聴いて、「瞑想」をするようにしています。
時間は、マックスで30分間。時間がない時は、10分程度で終わることもありますが、起床の直後に、必ず毎日行っています。
「瞑想」を続けてきて、明らかに自分の中の変化を感じる部分があります。
それは、「自己コントロール能力の向上」です。
校長という仕事の大半を占めるのは、「判断」です。その判断には、「正解」がなくて、私の「判断」に不満を持つ人も当然います。それを続けていくことは、かなりの「ストレス」なのですが、「瞑想」を続けているおかげで、その「ストレス」に対する苦痛を感じることがかなり少なくなってきたように思います。
「マインドフルネス」「瞑想」関連の本はたくさん出版されています。
皆さんも、良かったら一度試してみませんか。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日は、午後2時から、熊本シティーFM791「ヴィクトリーラジオ」でロアッソ熊本対カマタマーレ讃岐の一戦のラジオ解説をします。
全国のどこからでも、熊本シティーFM791のホームページから聴けますので、聴いてもらえると嬉しいです(笑)。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。