どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
さて、J3リーグも残すところ6試合となる中で行われた、第25節ロアッソ熊本対鹿児島ユナイテッドの試合について、今日はお話しします。
試合の結果は、皆さんご存じの通り、1-0で鹿児島ユナイテッドの勝利。
ロアッソ熊本にとっては、13試合ぶりの黒星となりました。
まずは、先発メンバーです。
GK 佐藤
DF 黒木、菅田、酒井
MF 上村、河原、竹本
FW 杉山、高橋、伊東、ターレス
と、ここ数試合、不動の先発となっています。
サブメンバーも坂本が外れて、水野が入った以外はすべて同じメンバーでした。
対する鹿児島ユナイテッドの注目選手は、MF田辺、DF衛藤という元ロアッソの選手たちです。ベンチには、同じく元ロアッソの五領も控えています。
さて、試合は、立ち上がりから、お互いに球際で激しいプレーを繰り広げるインテンシティの高い試合となりました。
前半10分には、コーナーキックからFW伊東のヘディングシュートがゴールポストを直撃するというシーンもありましたが、ゴールには至らず、前半を0-0で終了します。
ハーフタイムに動いたのは、鹿児島ベンチ。FW島津に替えて、米澤をピッチに送ります。
前半に負傷交代した衛藤→砂森に続く交代で、この時点で鹿児島ユナイテッドは、2枚目の交代カードを切ったことになります。
後半8分には、縦パスに反応してドリブルで抜け出したロアッソ熊本のFW高橋がGKと1対1となる絶好機を迎えますが、シュートはゴール右へ外れてしまい、先制のチャンスを逃がします。
そんな中で、鹿児島ユナイテッドベンチは、後半16分に山谷→五領(元ロアッソ)、29分には、三宅→中村、山本→薗田の2枚替えと積極的に動いてきました。
対するロアッソ熊本も同じく後半29分に伊東→岡本、高橋→浅川と2枚替え。FWの真ん中2人を入れ替えました。
しばらく一進一退のゲームが続いた後半36分。ついに均衡が破れます。
鹿児島ユナイテッドのDFイヨハが縦に出した浮き球のパスをFWが胸で落とします。
それを拾ったのは、途中出場のFW米澤。ペナルティーエリア手前で中央から左へドリブル。そのままシュートを放ちます。
そこへ走りこんでいたのは、FW薗田。薗田が足を振り、シュートをしたかと見えましたが、ボールは薗田の足には当たらずにそのままゴールに吸い込まれました。(と判定されました、、、)
FW薗田が足を振ったシーンは、オフサイドポジションでしたので、薗田がプレーに関与したのかどうかという微妙な判定でしたが、そのまま、ゴールが認められ1-0で鹿児島ユナイテッドが勝利することとなりました。
この試合を振り返って言えることは、
「悪い内容の試合はしていない。」
ということです。
冒頭にもお話ししたように、立ち上がりからお互いが高いインテンシティでプレーする好ゲームでした。
また、シュート数も前半は4-3、後半は4-4とロアッソが押し気味に進めたとも言えるゲームでした。
しかし、点を取らなければ勝利を手にすることは出来ないというのもまた現実です。
次節、アウェイで行われる岩手グルージャ盛岡戦。
この一戦は、「ゲーム内容は良かった」では済まされない一戦となります。
現在、勝ち点46で1位のロアッソ熊本に対して勝ち点42の3位につける岩手グルージャ盛岡。
優勝を狙う上位チーム同士の直接対決です。
優勝。そして、J2昇格をつかむためには、次の岩手戦。そして、その次のホーム富山戦。この2試合が大きな山となります。
まさに、「ここが、踏ん張りどころ!」
今週のトレーニングで「ゴールに結びつけるプレー」に磨きをかけて、必ず勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
頑張れ、ロアッソ!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
週のはじめの月曜日。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。