どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
注目のワールドカップアジア最終予選、アウェイでの日本対オマーン戦。
現在、グループ3位の日本にとっては、「絶対に勝たねばならない戦い」でした。
今の時刻は、11月17日(水)の午前3時。試合終了直後にこのブログを書いています。
試合の結果は、1-0で日本が勝利!
胸にジーンとくる勝利でした。
今日は、この一戦についてお話しします。
まずは、日本の先発です。
GK 権田
DF 山根、吉田、冨安、長友
MF 柴崎、遠藤、田中
FW 伊東、大迫、南野
前節から出場停止の守田→柴崎の入れ替えです。4-3-3のフォーメーションは、前節と変わりません。
対するオマーンは、4-4-2の中盤ダイヤモンド型のフォーメーションです。
試合は立ち上がりから、緊張感の高い雰囲気で進みました。
お互いにこれといった決定機を作る場面はなく、0-0で終了しました。
前半の印象は、一言で言うと「閉塞感」、、、
「止めてパス、止めてパス」というリズムの「各駅停車」のパス回しで、4-4-2のブロックを作って守るオマーンの守備陣を崩すことが出来ず、日本としては攻め手を欠く前半となりました。
そんな試合を一変させたのは、ハーフタイムに柴崎に替えて投入された三苫のプレーでした。
後半開始早々の1分、右サイドでボールを受けて、いきなり得意のドリブルで縦に進むとオマーン選手がたまらずファール。フリーキックを獲得しました。
その後も、川崎フロンターレ時代にJリーグで魅せてくれた時と同じような生き生きとしたプレーを魅せてくれました!
私が、Twitterで、
「スペースが出来てきているので、そろそろ、古橋を投入して良いと思います!」
とつぶやいた直後の後半17分、南野→古橋、長友→中山の2枚替え。
森保監督の「点を取るんだ!」という意思をピッチに伝えるメンバーチェンジです。
そして、迎えた後半36分、左サイドに入った中山から前の三苫へパス。これを受けた三苫がペナルティーエリア内で縦へ切り込み、逆サイドへクロスを送ります。
そこへ、飛び込んできたのが、FW伊東。
見事に押し込んで、待望の先制ゴール!
この後、伊東→浅野。後半43分には、大迫→浅野のメンバーチェンジでゲームを落ち着かせて、このまま試合終了。
アウェイで貴重な、貴重な「勝ち点3」をつかみ取りました!
2位のオーストラリアが中国と引き分けたために、勝ち点でオーストラリアを上回り、グループ2位に浮上しました。
残りゲームは、4試合。
もちろん、すべて勝利すれば、ワールドカップへの出場が決まります。
ようやく、ここまで這い上がってきた「森保ジャパン」。
ネット住人の皆さんがどれだけ批判しようとも、私は「森保ジャパン」を信じ、応援し続けます。
そして、必ず、ワールドカップの切符をつかみます。
その根拠は、二つあります。
まず、一つ目は、「チーム一丸」になっているということです。
日本代表に招集されている選手たちは、当然、全員がチームに戻れば中心選手。各チームのスター揃いです。そんな選手を集めても、先発できるのは11名のみ。残りの選手たちは「ベンチスタート」か、「ベンチ外」ということになります。
そういった選手たちが、いかに本気で「このチームのために」という気持ちになり、それを行動として表せるかが、「代表チームの成否の分かれ目」というのが、私の「持論」です。
そして、このことは、チームの成績が出ない時ほど難しくなるし、チームの成績が出ていない時にこれが出来るのが「ホンモノ」です。
「森保ジャパン」は、まさにこれを体現してくれています。
二つ目は、森保監督の「人間性」です。
プロサッカー選手もすべて「人間」です。最後の最後に力を最大限に発揮できるのは、
「この人のために」と思ってプレーした時です。
森保監督は、間違いなく選手が「森保さん(ポイチさん)のために!」と思ってしまう「人間性」を備えています。
この二つの理由により、ネットで匿名の皆さんが何と言おうと、私は「森保ジャパン」を信じます。
試合終了の笛を聴き、胸がジーンと熱くなる感動に任せて、日本サッカー協会の田嶋幸三さんにすぐに、
「おめでとうございます!チーム一丸の勝利、素晴らしいです!」
とショートメールを送りました。(いつも送らせてもらっています)
すると、10分後に、
「ありがとう。日の丸、グーポーズ、サッカーボール、ニコニコ、ビックリマーク2つ」
の絵文字入りで可愛い返信をいただきました(笑)
次は、1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦とホームゲームが続きます。
ここで2連勝すれば、この時点でワールドカップの切符に手が届く可能性もあります。
日本のサッカーファミリー一丸となって、声援を送り続けましょう。
今日のブログは、公開直後に読んでくれる人はいないとは思いますが、日本で一番早い「日本代表ブログ」でした(笑)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。