YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ首位奪還! ホームでYS横浜破り、昇格へ王手!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日行われたJ3リーグ第28節、ロアッソ熊本YS横浜戦は、ロアッソ熊本が1-0で勝利しました!

2位の宮崎が、4位の富山に敗れたことにより、ロアッソ熊本の勝ち点が51。宮崎の勝ち点は50となり、2週間ぶりに首位の座を奪い返しました!

次節の宮崎戦を引き分け以上で「J2昇格」が決定。勝利すれば、3位岩手対4位富山の試合結果次第では、「J3優勝」も決まる可能性があります。

いよいよ、「悲願」に向けて、「王手」と迫ることになった試合を振り返ります。

先発メンバーは、

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、小笠原

MF 上村、河原、岡本、岩下

FW 杉山、高橋、竹本

岡本の先発起用により、MFは「ダイヤモンド型」となりました。

前節からの変更は、DF酒井→小笠原。小笠原選手は、オリンピック中断前の6月26日・讃岐戦以来、何と約5か月ぶりの先発です。

試合は、立ち上がりから一進一退の展開でした。

前半30分には、YS横浜ボールのコーナーキックから、こぼれ球をシュートされ、ひやりとしましたが、ここは、MF上村がゴールラインすれすれでクリアし、失点を免れました。

その後は、お互いに決定機を作ることは出来ず、0-0で前半を終了します。

前半のシュート数は、私の集計では、ロアッソが4本に対して、YS横浜が7本。

やや劣勢の展開でした。

そんな試合の流れを一変させたのは、ロアッソベンチの「積極的な選手起用」でした。

ハーフタイムに岡本→伊東、竹本→坂本の2枚替え!

この「攻めの姿勢」が見事に実を結びます。

後半開始早々の2分。右サイドからの縦パスをペナルティーエリアで受けた伊東が高橋へ短い横パス。それを高橋が坂本に落とし、坂本がシュート。そのシュートが相手に当たって、こぼれたところを伊東が見事にミート。ボールは、ゴールに吸い込まれ、見事な先制ゴールとなりました!

伊東が前線に入ったことで、いつもの「4トップ」の布陣となったロアッソ熊本は、前線から厳しいプレスをかけて、この後も再三に渡り決定機を作ります。

前半4分には、杉山がドリブルで抜け出して、シュート!

2点目か?と思われましたが、このシュートは、クロスバーを直撃。さらなるゴールを奪うことは出来ません。

その後、25分に杉山→ターレス。36分には上村→水野を投入し、最後まで全員で走り切り、タイムアップの笛を聞くこととなりました。

「チーム一丸」で勝ち取った貴重な貴重な「勝ち点3」でした。

この試合の勝因を挙げるとすると、それは、「積極性」の一語に尽きると思います。

その「積極性」をチームに与えた要因は、大木監督の「積極的な選手起用」でした。

その一つ目は、小笠原選手の約5か月ぶりの先発起用です。

試合後、小笠原選手は、次のように語っています。

「(前略)自分が与えられたタスクをやれるかどうか心配していましたが、結果的に無失点でしたので、タスクはこなせたと思います。個人的には、この3年間の思い、の試合に出場させてもらって、2年間昇格できなかたので、今季は試合数で言えば、あまり出場出来ていませんが、最後に自分が貢献できたと思えるプレーが出来ればいいと思っています。ただ、やっぱりチームが勝つことが一番なので、まずは、0点に抑えて昇格を決めたいと思います。今出場出来ていない選手の気持ちも背負って昇格を決めたいと思います。」

最後の言葉に、私は、「小笠原起用」の意味を感じます。

この試合に小笠原が起用されたことで、現在「ベンチ外」になっている選手も含めて「チーム一丸」になれると思うのです。

二つ目は、何と言っても「ハーフタイムでの2枚替え」です。

このメンバーチェンジによって、試合の流れが一変しました。

起用された伊東、坂本両選手のプレーは、先日のワールドカップアジア最終予選・日本対オマーン戦での、三苫選手の起用を思い出すような「効果」をみせてくれました。

伊東、坂本に加えて、ターレスを起用したことにより、前線で彼らがドリブルし、前線での「ため」を作れるようになったことは、後半の試合運びをかなり有利にしていました。

ということで、いよいよ目標達成に「王手」をかけたロアッソ熊本

しかし、現時点では「まだ、何も成しえていない」のもまた事実です。

「勝って兜の緒を締めよ。」

次節、宮崎戦に「全集中!」で臨んでほしいと思います。

次節は、地上波のNHKでライブ中継もあります。

現地に行けないサポーターも、テレビの前から声援を送り続けましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

週のはじめの月曜日。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。