どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
さて、先日、京都の金閣寺で、この季節の風物詩の一つとなっている「今年の漢字」が披露されました。
「金」でしたね。
東京オリンピック・パラリンピックで多くの日本人選手たちが「金メダル」を獲得して、私たちに感動を届けてくれたこと。
コロナ禍が続く中で「お金」の悩みが続いたことなどが、「選定の理由」だと言われています。
そこで、私も自分の「今年の漢字」を考えてみました。
そして、選んだ漢字は・・・
「書」です。
この「書」には、二つの意味があります。
一つは、「読書」の「書」。
もう一つは、「書く」という意味での「書」です。
私が「読書」にハマり始めたのは、5年前。
「教頭」から「校長」へと昇進したことがきっかけでした。「校長」となったことで、「学校経営」が、自分に求められる大きな「役割」となり、
「『経営者の本』を読もう!」
と思い立ちました。
最初に手に取ったのは、斎藤一人さん(銀座まるかん社長・元長者番付日本一)の本でした。続いて、松下幸之助、稲盛和夫など日本の現代史に残る「名経営者」の著書を読むようになりました。
そんな私の読書生活が、今年さらに「加速」しました。
それは、「フォトリーディング」という「速読法」に出会ったからです。
4月から「読み終えた本の記録」をとり始めました。現在読んでいる「1Q84 BOOK2〈7月~9月〉村上春樹著(新潮社)」が、「161冊目」となります。
3月末日までの1年間で、何とか「200冊」はクリア出来そうなペースです。
また、「読書量」だけではなく、「読書の質」も高まりました。
5年前から主によんでいた「ビジネス書」だけではなく、「純文学小説」や「エッセー」なども読むようになり、「乱読」へとシフトしました。
これも、「脳科学」についての本を読んでいるうちに、思い立って実践しています。
あと一つの理由は「書く」こと。つまり、この「ブログ」を書き始めたことです。
今年の5月17日から書き始めたこのブログ「YouTuber校長日記」の「毎日更新」も今日まで何とか続いてきました。(コロナワクチン副反応のため1日だけ休みましたが…)
もともと、子どもの頃から「書く」ということが苦手だった私にとっては、これは「大偉業」です。
特に苦手だったのが、「日記」です。夏休みの宿題の定番だった「一日一行日記」でさえも、夏休みの最終日に、一気に「まとめ書き」する派でした。
そんな私が、
「自分の成長のために、日記がわりとしてブログを書いてみよう。」
と思い立ったのも、茂木健一郎さんの著書を読んだ時でした。
手前味噌にはなりますが、まさに「継続は力なり」。
5月から半年以上に渡り、このブログを毎朝、書き続けてきたことにより、「校長の仕事」の一つとして度々依頼を受ける様々な出版物の「校長挨拶」の執筆なども、苦にならなくなりました。
今年も残り少なってきましたが、この「YouTuber校長日記」でも、私が「書」から学んだことを少しでも読書の皆さんにお伝えし続けていきたいと思っています。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。