どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
さて、今、私は京都に来ています。
京都・都大路で繰り広げられる全国高校駅伝大会に4年連続で出場している千原台高校女子陸上部を応援するためです。
今日、12月26日(日)の午前10時20分、京都市の西京極陸上競技場をスタート・ゴールとし、京都市内を駆け抜けるコースで、47都道府県の予選を勝ち抜いた精鋭たちがタスキをつなぎます。
ということで、昨日、私も京都入りし、宿舎で選手たちを激励してきました。
今日は、そのとき選手たちにお話した内容を書きます。
「皆さん、こんばんは。
先ほど、先生方に話を聞きましたが、皆さん、順調に調整できているということで、とても嬉しく思っています。
いよいよ、全国大会の本番のレースを明日、迎えるわけですが、私も長年スポーツの指導に携わってきましたので、今日は、『最高の力を発揮するための条件』について、お話しします。
それは、3つあります。
1つ目は、『緊張しすぎず、緩め過ぎず、ちょうどその中間に心を保つ』ということです。
緊張感とパフォーマンスの関係をグラフに表すと、その関係は『山型』になっています。緊張感が低すぎては、良いパフォーマンスは発揮できません。緊張感が高くなるごとに少しずつパフォーマンスは上がりますが、緊張感が高まり過ぎて『過緊張』になって、固くなってしまうと、また、パフォーマンスは落ち始めます。このグラフのちょうど頂点部分に心を保っておくことが大切です。
2つ目。その『最高の心の状態』にある時には、みんなの表情が『明るい』ということです。
熊本を出発する前の日、みんなとすれ違ったときに、とても明るい表情だったので嬉しく思いました。その『明るさ』を保って、明日に臨んでください。
3つ目は、『周りに良い条件が整う』ということです。
この宿舎へ来て気づいたのですが、この宿舎は、昨年度とまったく同じ宿舎ですね。さきほど、サポートメンバーの皆さんと会いましたが、サポートメンバーが泊っている宿舎も昨年度と同じところだと聞きました。
そして、明日走る5人のメンバーのうちの4人は、昨年度もこの大会で走っています。
皆さんには、『経験』というすばらしい『良い条件』があります。
今の皆さんには、この3つがすべてそろっているので、明日のレースでは、『最高の走り』が出来るはずです!」
レースは、今日の午前10時20分スタートです。
10時05分から、NHKで全国放送される予定になっていますので、読者の皆さん、テレビの前から千原台高校女子陸上部のランナーへのご声援をよろしくお願いします!
私もこれから宿舎を出て、西京極陸上競技場へ行って来ます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって、そして、千原台高校女子陸上部にとって、「最高の一日」になりますように。