YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

あけましておめでとうございます! 大津が東福岡に快勝で、3回戦進出!

皆さん、あけましておめでとうございます。

南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

新しい年、2022年、令和4年がやって来ました!

昨年の5月17日に書き始めた「YouTuber校長日記」。昨年1年間で書いた本数は、229本でした。

新しい年の1本目のブログで、230本となります。

今年も、出来る限り「毎日更新」を目標に書き続けますので、よろしくお付き合いください。

さて、新年最初のタイトルは、おめでたい話題から。

「大津が東福岡に快勝で、3回戦進出!」

です。

12月31日、午後2時10分より埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた全国高校サッカー選手権2回戦、大津対東福岡の一戦は、大津が4-0で快勝し、見事に3回戦進出を決めました!

今日は、この試合を振り返ります。

まずは、大津の先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 和田、川副、寺岡、岩本

MF 一村、薬師田、森田、田原

FW 小林、川口

という4-4-2の布陣。顔ぶれは、1回戦と同じです。

対する東福岡は、3バックに1トップの3-4-2‐1の布陣です。過去に3度の全国選手権優勝。そして、現在も、高校年代最高峰のプレミアリーグ西地区で大津としのぎを削る「超強豪校」です。

試合は、立ち上がり、お互いに「セーフティーファースト」の入りを意識したのか、ロングボールの応酬となり、ボールが落ち着かない感じの入りとなりました。

少しボールが落ち着き始めた矢先の前半10分、MF一村からの浮き球の縦パスを受けたFW川口が、左足でシュート。待望の先制点を大津が奪いました。

その後、東福岡の攻勢にあい、得意のロングスローからの流れでシュートを放たれ、クロスバーを直撃するなどいくつかのピンチを迎えますが、U-18日本代表候補に選ばれ、191cmの長身を誇るGK佐藤を中心に粘り強い守備をみせて、0-0で試合を折り返します。

ハーフタイムに東福岡ベンチが動きました。

今年、C大阪U-18から東福岡に移り、J3でのプレー経験もあるMF大淵を、後半の頭から投入しました。

一気に同点を狙ってきた東福岡に対して、大津が突き放します。

後半8分、右サイドからの横パスをペナルティーエリア外側、斜め45度の地点で受けたFW川口がドリブルでカットイン。そのまま、左足で放ったシュートが、きれいな弧を描き、東福岡ゴールに吸い込まれました。

川口のこの日2ゴール目となる「ビューティフルゴール」により、波に乗った大津は、後半27分に高畑、続く43分には稲田と、ともに途中出場の選手が追加点を奪って、4-0とし、そのままタイムアップの笛を聴きました。

誰もが「接戦」を予想した九州強豪校同士の「九州ダービー」を制した大津高校

さらに勢いを増して、3回戦へと進出することになりました。

この試合からみられた今年の大津の強さを3つ挙げます。

1つ目は、「様々選手がゴールする全員サッカー」です。

この試合の4ゴールを3人で奪い、これで、今大会で得点を挙げた選手は、薬師田、一村、小林、碇、稲田(2)、川口(2)、高畑の7人となりました。

様々な選手がヒーローになれるチームには、「勢い」が産まれます。

2つ目は、「守備の安定感」です。

今年の大津は、熊本県予選から続く「大量得点」により「攻撃力」に目が行きがちですが、実は、熊本県大会から全国選手権の2回戦まで「全試合クリーンシート」の「無失点」で勝ち上がっています。

東福岡戦では、GK佐藤の好セーブもみられ、全員で粘り強く守る姿がみられました。

3つ目は、「選手交代の有効性」です。

得点者7人のうち3人は、途中交代で投入された選手です。

テレビの実況で「非常に『分析力』に優れた山城監督」と紹介されていましたが、彼は、小学生、中学生としてプレーしていた時から、「常に考えてプレーできるクレーバーな選手」でした。(彼が小学生、中学生時代にトレセンで指導していました)

大津高校を卒業後に、福岡教育大学に進学。そこで、プレーヤーとして活躍するとともに、「指導者としてのスキル」も磨いてきたと聞いています。

山城監督の采配がズバリ的中しており、「途中出場選手の活躍」がみられることも大いにチームを勢いづけます。

ここまで、「盤石」を感じさせる大津高校。次の対戦相手は、再び九州勢の佐賀東高校です。

当然「打倒、大津!」という気概で立ち向かってきます。

試合は、中一日あけて1月2日です。

「最高の準備」をして臨み、悲願の「全国制覇」に向けて、一歩ずつ進んでいってほしいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

新しい年のスタートです。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。