YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

学び多き一日! 2つのオンラインイベントに参加しました(後編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日のブログでは、1月22日㈯に行われた熊本市教委育委員会主催「Kumamoto Education Week」についてお話ししました。

今日は、その日の夜に開催された熊本県サッカー協会主催の「熊本県 なでしこフォーラム」についてお話ししますね。

このフォーラムの目的は、

「育成年代の選手が、熊本県出身のサッカー関係者(選手・審判・指導者等)の経験等に触れることで、夢や希望を抱いててくれることを目指す。」

とうもので、オンライン形式で行われました。

パネリストとして、世界や全国の女子サッカー界で活躍している人たちが参加したのですが、その一人には、私が熊本市の京陵中学校で指導者をしていたころの教え子である住永楽夢選手(WEリーグ・AC長野パルセイロ所属)もいます。

第1部は、2人の選手と1人の指導者をパネラーとしての「パネルディスカッション」です。

ファシリテーターは、フリーアナウンサーの風戸南陽子さん。

昨日のブログをお読みの方は、お気づきかもしれませんが、風戸さんは、この日、お昼に行われた「Kumamoto Education Week」に続いての登場です!

パネリストを務めたのは、藤尾きらら選手(WEリーグ・JEFユナイテッド千葉所属)、大竹麻友選手(なでしこリーグスフィーダ世田谷FC所属)、坂田恵さん(広島文教大附属高監督・元日本代表GK)の3人です。

選手のお二人に共通するのは、いずれも高校進学とともに、親元を離れ、兵庫県日ノ本学園高校に進んだということ。日ノ本学園高校女子サッカー部は、先日行われた第30回全国高校女子サッカー選手権でも準優勝した「超強豪校」です。

この対談の中で、印象的だったのは、小学生の女子選手からの次の質問でした。

「私は、今は、男子の選手と一緒にサッカーをしています。何歳くらいまで、男子と一緒にプレーすると良いと思いますか?」

この質問に対して、2人の選手の答えは同じでした。

「私は、小学生のころから男子と一緒にプレーしていて、中学生の頃も男子チームと女子のクラブチームの2つに登録し、プレーしていました。」

「私もです。」

実は、このことは、教え子である住永選手も同じです。

彼女も、中学時代は私が監督をしていた「京陵中サッカー部」と「FCKマリーゴールドレディース」の2つのチームに登録してプレーしていました。

日本サッカー協会は、「女子選手の経験値を増やす」という目的により、中学生までは、「男子チームと女子チームでの2重登録」を許可しています。

私もこのことには大賛成です。

住永選手も、男子チームの中でレギュラー選手としてプレーする中で、自分よりもフィジカル的に勝る選手に対してどう対応するかを身に着けていきました。

第2部は、分科会に分かれてのディスカッション。

私は、「GK分科会」に参加したので、「FP(フィールドプレイヤー)分科会」に参加した住永選手とは話せませんでした。

なので、終了後に

「参加してたけど、楽夢の話、聴けませんでした。」

とLINEしたところ、

「南先生がいること、途中で気づきました。アドリブは苦手なので、憂鬱でした(笑)(笑)。」

という返信。

「WEリーガーは、郷土の誇りですよ!」

と返して、旧交を温めることが出来ました。

このイベントをきっかけにして、今回のパネリストの皆さんのような選手たちが、さらに熊本から産まれてくれること期待しています!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日は、千原台高校では、「前期入試」が行われます!

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。