YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

50歳を超えても30代に見える生き方 南雲吉則著(講談社新書)に学ぶ

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とももに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

アンチエイジング

という言葉、最近、よく耳にしませんか?

「実年齢よりも若く見られたい!」

というのは、多くの方が抱く願望。

そんな方にオススメの「アンチエイジングの虎の巻」とも言える一冊を今日はご紹介します。

その本は「50歳を超えても30代に見える生き方 南雲吉則著(講談社+α新書)」です。

著者の南雲さんは、医学博士であり、乳がんの治療などを専門とするお医者さんです。

その著者が、豊富な医学的知識と40代から始めた自らの「アンチエイジング」に向けての実践をまとめたのが本書です。

この本を書いた時の著者の実年齢は56歳。

にもかかわらず、体の各部分の「年齢」を調べてみると…

脳年齢・・・38歳 骨年齢・・・28歳 血管年齢・・・26歳

だったと言います。

また、本書に掲載されている著者の全身写真をみると、ほんとに30代にみえてしまう容姿です。

かくいう私も、お会いした人から

「若く見えますねー。」

と言ってもらえることはありますが、数年前に測定した「血管年齢」では、「68歳」と診断され、ショックを受けた経験の持ち主です。(私の現在の「実年齢」は57歳です。)

というわけです、「真の若さを手に入れたい!」という思いで本書を手に取りました。

「『若返りのスキル』を手に入れたい!」という動機で読み始めたこの本でしたが、読んでいく中で、私が一番共感したのは、次の部分でした。

「人は年齢を重ねるとともに老いていきます。これは、自然の摂理ですが、私は病気や体調不良を伴う『老化』ではなく、『成熟』と呼べるような変化が理想だと考えています。

 では、こうした心身の成熟は何によってもたらされるでしょうか?その際に基準になるのが、『心・美・体』の調和です。(中略)

 もう少し具体的に言えば、『心・美・体』は次のように表すことができます。

 心・・・精神年齢

 美・・・美容年齢

 体・・・肉体年齢

(中略)

 美容年齢とは、目で見て確認できる『若さ』のことであり、肌のハリや潤い、豊かな表情、プロポーション、雰囲気などにも表れてきます。

 肉体年齢は、血管年齢、骨年齢、内臓年齢、筋肉年齢、関節の柔軟性などの総和として現れてくるものです。美容年齢のように目で確認できるとは限りませんが、アンチエイジングに取り組んでいくとはっきりと体感できるようになります。(中略)

 精神年齢については、ある意味で美容や肉体の年齢以上に重要な領域です。いつも若々しく生きていくためには、日常のストレスや健康不安などと向き合いながら、つねい『心のアンチエイジング』を実践していく必要があるでしょう。(中略)

 よく生きるために、よく死ぬことを考える。死を覚悟して、一日一日を感謝して生きる。 ー 逆説的ですが、これが、あなたの心の若さを作ってくれるのです。」(本書p142~145より引用)

私も、「まさにその通り!」と共感しました。

 この後、本書では、アンチエイジングに有効な様々な「生活術」、「食事術」などが紹介されています。

 本書で最後にまとめられている著者がおすすめする生活習慣は…

① 早寝早起き(睡眠ゴールデンタイム活用)

② 完全栄養の摂取と腹六分目の食事

③ 薄着して身体を内面から温める

④ 朝一杯の濃い目のごぼう

⑤ たくさん歩いて電車では座らない

⑥ スキンシップや感謝の気持ちを大事にする

です。

どれも、私自身、多少は意識していた生活習慣ではありますが、特に①と②は、さらに意識して生活するようになりました。

私が実践し始めたのは、

① なるべく、夜10時にはベッドに入る(睡眠のゴールデンタイム午後10時から午前2時を使うために)

② 午後3時過ぎと5時過ぎに食べていた間食を控える

の2つです。

ちなみに、著者は「腹六分目」を実践するために、「一日一食」、「夕食のみとする」を実践しているそうです。

これには、もう一つ理由があり、「飢餓状態」を体に経験させることが長寿につながるという「医学的所見」があるからだということでした。

私も同様の知識をもとに、「一日二食」、「夜8時から9時の間に夕食を終えて、翌日の12時までは食事をしない」ということを実践中です。

これからも、無理なく、ストレスを感じずに出来ることを実践し、「アンチエイジング」に臨んでいきます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。