YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本 ホームで千葉を振り切れず 痛恨のドロー

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

5月21日(土)にロアッソ熊本のホームで行われたロッソ熊本対JEFユナイテッド千葉の一戦は、後半に熊本が先制点を奪うも、その後のアディショナルタイムに同点とされてしまい、悔しいドローゲームとなりました。

今日のブログでは、この一戦を振り返ります。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ

MF 三島、河原、田辺

FW 杉山、高橋、竹本、坂本

アウェイで勝利した前節、大分戦と全く同じ先発メンバーとなりました。

ケガで離脱していたターレスが、3か月ぶりにベンチメンバーに入っています。

対する千葉は3-4-2-1の布陣。ワントップに入る櫻川ソロモンは体格に恵まれたポストプレーヤーです。ベンチには元日本代表のFW川又も控えるなど、個の力を有するチームです。

最初にチャンスを迎えたのは熊本でした。

前半10分、竹本がペナルティーエリアの外からシュートを放つと、それを千葉のGKが弾き、リバウンドにつめたのはFW杉山でした。しかし、これは千葉のDFにクリアされて先制ゴールとはなりません。

しかも、この時の接触プレーで杉山が負傷してしまい、開始早々でメンバーチェンジをすることに。

杉山に変わって入ったのは、FWターレス。約3か月ぶりのピッチに立ちます。

その後も数本のシュートを放ちますが、ゴールとはならず、前半は0-0で終了します。

前半のシュート数は、熊本の4本に対して千葉は3本。ポゼッション率も53%対47%とほぼ互角の内容の前半でした。

ハーフタイムに熊本ベンチが動きます。竹本→伊東と、一枚目の交代カードを切りました。

この交代について、試合後、大木監督は、

「もう一段ギアを上げたかった。」

と語っています。

しかし、後半に入りギアが上がったのは、千葉の方でした。

後半14分、24分と立て続けに千葉が決定機をつくりますが、ここは、熊本のGK佐藤が好守で踏ん張り、何とか失点を防ぎます。

熊本は後半27分に田辺→阿部。38分に坂本、ターレス→藤田、土信田の2枚替えと積極的にベンチが動きます。

交代直後の後半40分、ついにスコアが動きます。

河原からの縦パスに反応したのは、ピッチに入ったばかりの藤田でした。右サイドを駆け上がり、右足で中央にクロスボールを送ります。

そこに飛び込んだのは、これも入ったばかりのFW土信田。うまく前でつぶれて、その後ろにいた高橋がヘディングシュート。これが、千葉のゴールネット揺らし、熊本が待望の先制点を奪いました!

しかし、試合はこのまま終わりませんでした。

後半のアディショナルタイムは、長めの6分と表示され、3分が経過した後半48分でした。

千葉が右サイドでフリーキックを獲得。これを右足で蹴ったインスイングのボールにヘディングで合わせたのは千葉のDF鈴木。見事なヘディングシュートが熊本のゴールネットを揺らして、1-1の同点となります。

このまま試合は終了。

熊本は目の前にみえていた「勝ち点3」を獲り逃す結果となりました。

勝負の世界に「たら、れば」は禁物ですが、この3分間を耐えることが出来ていたら、勝ち点を26に伸ばし、単独の5位まで順位を上げることが出来ていただけに、痛恨の失点です。

ただ、内容的には厳しかった試合展開の中で、しっかりと先制点を奪い、試合の流れを引き寄せることが出来たのは、地力がついてきた証拠です。

5月25日(水)にアウェイで行われる群馬戦で勝利し、さらに順位を上げてくることを期待しましょう。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。