どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「守りの連携 上積み ~J1札幌と練習試合~」
「J2ロアッソ熊本は(2月)12日、大津町運動公園球技場でJ1札幌と練習試合(45分×4回)を行い、3-6で敗れた。主力組の11人がフル出場した1,2回目は計0-2で、大木監督は『守備は良かったが、攻撃はチャンスで(パスを)一本通せなかった。』と収穫と課題を挙げた。」
2月20日㈰にJ2リーグの開幕戦・山口戦を控えて、プレシーズンの最後の練習試合の様子を伝える地元紙・熊本日日新聞、スポーツ面の記事の一部です。
このJ1札幌との練習試合で、プレシーズンの練習試合はすべて終了。
開幕を待つばかりとなりました。
そこで、今日のブログでは、先日に引き続き「ロアッソ熊本2022シーズン ポジション別戦力分析[MF編]」をお話しします。
練習試合を終えての情報によると、今シーズンも基本的なフォーメーションは昨シーズンを踏襲していくようです。
1-3-3-4の4トップシステムです。
先日のブログで「1-3」の部分、GKとDFについてお話ししましたので、今日は続きの「3」の部分、「大木サッカーの心臓」と言えるMFについてお話しします。
[MF]
このポジションでの私の先発予想は、
⑥河原創
⑧上村周平
⑭竹本雄飛
の3人です。
まず、MF陣の「扇の要」とも言える「アンカー」のポジションには、今年もキャプテンマークを巻くことになった⑥河原が入るでしょう。彼の運動量、ボール奪取力、展開力などはチームに欠かせません。
このポジションで、次に頼りになりそうなのは⑦田辺圭佑です。2019年シーズン後にロアッソ熊本から鹿児島ユナイテッドに移籍し、2シーズンで52試合に出場しています。
今シーズンから再びロアッソ熊本のユニフォームを着ることになりました。
そのユニフォームの背番号は⑦。当時、片山選手が背負っていた背番号です。新たな背番号⑦田辺選手の勇姿を観られるのが今から楽しみです。
右のMFに入るのは、⑧上村。ジュニアユース→ユース→トップチームとロアッソ熊本のユニフォームを着続けるロアッソ熊本の「バンディエラ」です。
「バンディエラ」とは、イタリア語で「旗頭」「旗手」を意味する言葉で、サッカー界では「クラブに忠誠を誓うチームの象徴たる選手」のことを指します。
豊富な運動量からのボール奪取。そして、その奪ったボールからゴールに絡むプレーに今シーズンも期待しましょう。
このポジションを担えそうな選手としては、㉔江崎巧朗、㉜藤田一途が挙げられます。
㉔江崎は、熊本のルーテル学院高校から駒澤大学に進み、今シーズン新入団した選手です。この経歴は、ロアッソ熊本でプロデビューを果たし、J2山形→J1C大阪と着実なキャリアップを続けている中原輝選手と同じです。先輩に追いつき、追い越すような活躍を期待したいですね。
㉜藤田は、仙台大学からの新入団選手。育成時代は横浜Mで過ごした選手であり、優れたテクニックの持ち主です。昨シーズンも特別指定選手として、アウェイゲームで数試合ベンチ入りしています。
最後に、左MFです。
ここは、⑭竹本雄飛の先発を予想します。
昨シーズン、3試合連続ゴールなどを記録し「2年目の大ブレーク」をみせてくれた⑭竹本。シーズン後半は、一つ前の左FWでの先発起用もみられましたが、このポジションで起用されていた岩下航選手がJ1柏へ移籍した今シーズンは、このポジションでの「レギュラー定着」が期待されます。
ここで、次に期待されるのは⑮三島頌平です。
今シーズン、FC岐阜から移籍しました。岐阜時代には大木監督のもとでのプレー経験があり、「大木サッカー」の理解度が高い選手です。
「大木サッカーの心臓」と言えるMF陣の活躍に期待しましょう。
いよいよ次回は「ロアッソ熊本2022シーズン ポジション別戦力分析」シリーズの最終回[FW編]となります。ご期待ください!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。