どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは「ロアッソ熊本2022シーズン ポジション別戦力分析[FW編]」。
「ロアッソ熊本2022シーズン ポジション別戦力分析」シリーズの最終回です。
よろしくお付き合いください!
今シーズンのロアッソ熊本の「基本フォーメーション」は、昨シーズンの後半戦と同様の「1-3-3-4」を予想しています。
GKが1人、DFが3人、MFが3人、そして、FWが4人というロアッソ熊本独特のフォーメーションです。
今日は、その4人を配するFW陣の戦力を分析します。
まずは、私が考える「開幕戦の予想先発メンバー」です。それは、
⑱杉山直宏
⑨高橋利樹
⑯坂本亘基
㉑ターレス
の4人です。
まず、右のFWの一番手は⑱杉山。左利きのドリブラーで、昨シーズンは入団1年目にして、このポジションでのレギュラーメンバーとなり、チーム随一の「チャンスメーカー」として活躍しました。今年は、さらに「カットインからの左足シュート」での「ゴール量産」も期待したいところです。
次にこのポジションでの活躍を期待したい選手は、⑪粟飯原尚平(あいはら しょうへい)です。⑱杉山と同じくレフティーの選手です。彼の持ち味は、左足から繰り出す強烈なシュート。また、MF⑮三島と同様に、前所属チームである岐阜FC時代に大木監督のもとでのプレー経験があることも強みです。左足での弾丸シュートを決めてくれると一気にチームが勢いづくでしょう。
次に、センターフォワードの一番手は何と言っても⑨高橋。昨シーズンの「チームトップスコアラー」です。また、彼の素晴らしさは、得点力とともに試合を通してボールを必死に追い続ける「前線からの献身的な守備」です。今シーズンも「守備のスイッチを入れる選手」としても欠かせない存在です。
このポジションでの台頭を期待する選手として挙げておきたいのが、㉘土信田悠生(としだ ゆうせい)です。駒澤大学から今シーズン入団したルーキーで、身長182cmの大型FW。
ロアッソサポーターの読者の方なら、「あの人と同じだ!」と気づく方がおられるのではないでしょうか。
そうです。我らがヒーロー、巻誠一郎さんと「同じ出身大学」「同じ身長」。そして、「利き足は頭」というプレーの特徴まで似ています。
さらに、彼への期待が大きいのは、とにかく「点がとれる選手」ということです。大学時代は「関東学生リーグ」の得点王に輝いていますし、プロ入り後の「プレシーズンマッチ」では、チームのトップスコアラーになっています。
まだ、「1本目」では起用されていないようですが、途中出場からの「ゴール量産」を期待出来そうです。
あと一人、このポジションで期待したいのは㉙宮原愛輝です。大津高校出身のプロ入り2年目。彼も「優れた得点感覚」を持っています。彼の高校最後の試合となった「九州プレミアリーグ2020」の決勝戦、大津対東福岡戦をテレビの解説者として観戦していたのですが、その頃から「ゴール前の臭覚」に優れた選手として注目していました。この試合は、大津が6-0と圧勝したのですが、ここでも彼はゴールを決めていました。
先日の全国高校サッカー選手権での大津高校の活躍も刺激になっているはずです。「2年目の大ブレーク」に期待しましょう。
次に、もう一方のセンターフォワード(セカンドトップ)です。このポジションは、戦況によっては「トップ下」としてプレーすることも求められます。
そこで、私が「先発予想メンバー」に選んだのは⑯坂本亘基です。⑯坂本と言えば、何と言っても昨シーズンの優勝を決めた最終戦での「スーパーゴール」が目に焼き付いています。
その「得点力」とともに、優れたテクニックを駆使した「ドリブル力」もあり、今シーズンはこのポジションでの「レギュラー奪取」を期待しています。
次に来るのは、⑩伊東俊。エースナンバー「10番」を背負う「チーム随一のテクニシャン」です。もちろん「先発」での活躍も期待しますが、途中出場でも「ジョーカー」としてプレーできる選手。試合の流れを引き寄せる「ベテラン選手らしいプレー」にも期待したいところです。
あと一人、新入団の⑲東山達稀もこのポジションに「はまりそうな選手」です。静岡学園→静岡産業大という経歴で培ったテクニックを存分に発揮してほしいと思います。
最後に、右のFW。
ここでの先発予想選手は、㉑ターレスです。
ダゾーン実況・福田浩一アナウンサーの
「風のようにターレス!」
でもおなじみの左サイドを駆け抜けるプレーは、今シーズンもチームの大きな推進力になるはずです。
㉑ターレスは昨シーズン末にJ1名古屋グランパスに「完全移籍」をし、その上で「期限付き移籍選手」として、今シーズンはロアッソのユニフォームを着ています。
J1クラブで活躍するための「更なるステップアップの年」になるはずです。
次に期待したいのが、⑲東出壮太。彼の持ち味は「香川真司ばりのドリブル」です。昨シーズンの序盤は「先発起用」されましたが、後半には出番を失いました。「今年こそは!」の気概を持ってプレーしてくれることだと思います。
以上、3回にわたって所属全選手についてご紹介しました!
2月20日㈯、午後1時30分、アウェイ山口での開幕戦。レノファ山口対ロアッソ熊本の一戦に全力での声援を送りましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。