どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「熊本から山口まで来てくださったみなさまに勝ちを届けられなかったのは残念ですし、後悔が残ります。」
レノファ山口との開幕戦を1-1の引き分けで終えたロアッソ熊本、大木武監督の試合後のコメントです。
まさに、この言葉通りの試合だったと思います。
今日のブログでは、この試合について振り返ります。
まずは、ロアッソ熊本の先発メンバーです。
GK 佐藤
DF 黒木、菅田、阿部
MF 上村、河原、竹本
FW 杉山、高橋、坂本、ターレス
昨シーズンと同様の3-3-4、4トップの布陣です。左右のFW杉山とターレスの位置が入れ替わっていたものの、戦前に私が予想していたのと全く同じメンバーとなりました。
対するレノファ山口は、4-3-3の布陣。右のサイドバックで先発した眞鍋選手は、熊本出身。ブレイズ熊本→大津高校→横浜桐蔭大学と進み、山口に入団して3年目の選手です。
試合は、熊本のペースで始まります。
前半4分には、左サイドでMF竹本がドリブルで仕掛け、パスを受けた杉山がシュートを打ちますが、これは相手選手に当たりコーナーキックに。
その後も30分過ぎまでは相手陣内でのプレスディフェンスが機能していて、4本のコーナーキックを得ましたが得点ならず。
徐々に4トップのプレスがはがされ始めた前半38分。相手ボールのフリーキックからの流れで前線に残っていた長身DFの渡邊めがけてアーリークロスのボールを入れられ、頭で落としたボールをDF生駒に押し込まれて先制点を許してしまいます。
その後も前半はピンチが続きましたが、そこは、守護神GK佐藤の落ち着いたプレーで何とかしのぎ切り、0-1で前半を終了します。
後半に入ると再びロアッソ熊本がゲームの主導権を握ります。
そんな後半11分でした。
右サイドでMF上村の縦パスに反応したのはFWターレス。まさに「風のようにターレス」の言葉通りに縦にスピードにのって抜け出し、ゴール前にクロスボールをあげると、そこに飛び込んだのはFW高橋。待望の同点弾を放ちました!
これで、スコアは1-1に。
その後も、後半31分に坂本→土信田、36分にターレス、上村→粟飯原、藤田、そして、48分に竹本→田辺と次々に交代カードを切り、追加点を狙いましたが勝ち越しゴールを奪うことは出来ずに、試合は1-1の引き分けに終わりました。
「うーん。
引き分けかあー。
内容は良かっただけに、、、
惜しい気持ちもしますが、、、
アウェイの勝ち点1は、良しとしましょう。」
試合終了直後に、私がTwitterでつぶやいた言葉です。
まさにこの言葉通りの試合だったと思います。
まず収穫としては、「J2でも昨シーズン貫いた『大木サッカー』は十分に通用する」という手応えを得たということです。
ただ、課題も残りました。
それは、「このような試合を勝ち切っていかないと目標の『勝ち点70』、『6位以内』の達成は難しくなる。」ということです。
今シーズン、大木監督は「試合を6試合で1クールと考えて、勝ち点10ずつを積み上げていく。」という目標を設定しています。
6試合で勝ち点10を奪うためには「3勝1分け2敗」か「2勝4分け」以上の結果が必要です。これを達成するためには、次節では必ず「勝ち点3」をつかみたいところです。
ロアッソ熊本の次の試合は、2月27日㈰13時から、ロアッソ熊本のホーム、えがお健康スタジアムで行われます。
ホーム開幕戦!
対戦相手は、モンテディオ山形です。
山形は初戦を群馬と戦い、0-1で敗れています。
ロアッソ熊本が力を出し切れば勝てる相手だと思います。
山口戦での課題をこの1週間で修正して、ホームのサポーターに「カモンロッソ」をプレゼントしてくれることを信じて応援しましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。