YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本 大宮破り、今季初勝利! その収穫は…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

ホップ、ステップ、ジャンプで今季初勝利!

第1節、第2節と良い内容の試合をしながらも勝つことが出来ていなかったロアッソ熊本が第3節で大宮アルディージャに2-1と逆転勝ち!

2022シーズン、J2の舞台での初勝利を挙げました。

今日のブログではこの試合を振り返り、この勝利での「収穫」について、最後にお話しします。

まずは、ロアッソ熊本の先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ理ヘンリー

MF 阿部、河原、竹本

FW 杉山、高橋、伊東、坂本

前節までは先発に名を連ねていたターレス、上村が外れ、代わって伊東とイヨハが先発に起用されました。

FW4人の「並び」に注目していたのですが、今シーズンは左に入っていた杉山が右に、坂本が左に、伊東がシャドーストライカーの位置に入るという「並び」でした。

対する大宮アルディージャの布陣は4-3-3。注目していたGK南は先発から外れていました。

ファーストシュートを放ったのはロアッソ熊本でした。

前半5分、右に入った杉山が左足でインスイングのクロスをあげ、FW高橋がヘディングシュートを放ちますが、これは、相手選手にあたりゴールとはならず。コーナーキックとなりました。

このまま熊本のペースで試合が進むと思いきや、またしても早い時間に相手に先制点を許してしまいます。

前半13分、自陣右サイドを大宮のFW柴山にドリブルで崩され、柴山はFW河田にパス。河田が放ったシュートは、熊本のDFイヨハの体に当たってコースが変わり、そのまま熊本ゴールへと吸い込まれました。

これで、開幕戦から3試合連続で相手から先制点を奪われる展開となりました。

しかし、このあとはしっかりとゲームを建て直し、前半を0-1のままで折り返します。

前半のシュート数は熊本の10本に対して、大宮は6本。内容的には熊本が押し気味の前半でした。

「デリバーはもっと強いボールを早いタイミングでゴールへ向かって出そう。」

ミドルシュートを打っていこう。」

「必ずやれるぞ!勝ち点3を獲るために点を取ろう!」

ハーフタイムに大木監督が選手たちに投げかけた言葉です。

熊本の選手たちが、この言葉に応えます。

後半15分、熊本ベンチが交代カードを切りました。伊東→土信田。この交代でセンターフォワードが高橋、土信田の「ツインタワー」となりました。(高橋がやや下がり気味でプレーしていましたが…)

さらに後半26分には、高橋→粟飯原、竹本→田辺という「2枚替え」。

その直後の後半28分でした。右からのコーナーキックを得て、これを蹴るのは交代で入ったばかりのMF田辺。田辺の利き足は左足ですので、右サイドからだとインスイングのボールを蹴ります。

このコーナーキックのボールをDF菅田が体で押し込み、同点ゴールを奪いました!

さらに、後半40分には足がつっていた坂本に替えて、東山をピッチに送ります。東山はJリーグデビュー戦となりました。

そして、またまた交代直後の後半41分、左サイドで東山からの縦パスに走り込んでいたのは田辺。田辺の左足でのクロスに対して、ゴール前に先に入ってきたのは土信田でした。土信田が相手選手2人を引き連れてつぶれます。

その後ろに入ってきたのは粟飯原。

ドンピシャリのヘディングシュートを大宮ゴールに突き刺し、見事な逆転のゴールを奪いました!

試合はこのまま終了。

ロアッソ熊本がアウエーで勝ち点3を奪い取りました!

この試合の収穫は二つあります。

一つ目は、「この勝利で『手応え』が『自信』に変わった」ということです。

第1節、第2節と内容の良い試合をして、「自分たちのサッカーはJ2でも通用する」という「手応え」はつかんでいたことだと思います。

とは言え、やはりいかに「良い内容の試合」をしても、それが「勝利」という結果に結びつかないと「手応え」が「自信」に変わることはありません。

この勝利で「手応え」が「自信」に変わったはずです。

二つ目は、「新メンバーの活躍」です。

逆転ゴールを奪った粟飯原、2アシストの田辺はもちろんのこと、途中出場の土信田、東山ともに逆転ゴールに絡むプレーが出来ていました。

また、ロアッソでの初先発だったイヨハも安定した素晴らしいプレーをしていました。

昨シーズンの「主力組」がほとんど残留し、「残留組」主体のメンバーでここまでの2試合を戦ってきたロアッソ熊本でしたが、ここへ来て「新戦力」が活躍をみせてくれました。

この試合ではベンチからも外れていたターレス、上村という「残留組」も当然、巻き返しに燃えているはずです。

このようなチーム内の「切磋琢磨」によって、ロアッソ熊本のサッカーがますます進化していくことが期待されます。

YouTubeでも、この試合の解説をしています。

https://youtu.be/XjWyOozzRFk

上のURLからご覧いただけますので、こちらもご視聴いただけると嬉しいです。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。