YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

大人の「アトピー性皮膚炎」を発症 皮膚科の医院を受診して…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

「あー、これはアトピー性皮膚炎ですねー。」

昨日受診した皮膚科のお医者さんが、私の左の腰からおへそあたりににかけての皮膚を診ての第一声です。

数週間前からこのあたりに「かゆみ」を感じるようになり、無意識にかき続けていた結果・・・

横20cm、縦15cmくらいの大きなあざのような状態になってしまいました。

常に痛みがあるというわけではないのいで、最初は放置していたのですが、色もどんどん濃くなり範囲も広がってきて、「これはまずいぞ」と感じ、昨日の受診に至りました。

「まずは、アレルゲン検査をしてみましょう。20分くらいかかりますが時間は大丈夫ですか?」

「はい。大丈夫です。」

「では、その後に詳しくご説明しますね。」

ということで、処置室に案内されてアレルゲン検査をすることに…

ここで、担当の看護師さんから、

「校長先生ですよね?」

と尋ねられ、

「はい。千原台高校の校長をしています。」

「やっぱり。娘がお世話になっています。」

「そうなんですね。娘さんは何年生ですか?」

「2年生です。毎日、楽しく通わせてもらっています。」

ということで、千原台高校の生徒の保護者さんである看護師さんにアレルゲン検査を担当していただきました。

検査の方法は、左の二の腕の6か所に6種類の「試薬」を落とします。そのまま15分間放置しておき、「試薬」に反応して赤く腫れあがると、その物質が「アレルゲン」というわけです。

私の場合は、6か所中2か所に反応がありました。

その物質は「ブタクサ(雑草の花粉)」と「カモガヤ(牧草の花粉)」の二つです。

「花粉症」だけど世間で「花粉が多く飛散しています」という時期とは少しずれているなあと感じていた「謎の理由」が判明しました。

私の「花粉症」の原因は「スギ・ヒノキの花粉」ではなく、上記の2種類の花粉であり、飛散の時期も「4月から5月頃」と「10月から11月頃」ということでした。

私の「花粉症発症時期」とピタリ一致しています。

アレルゲンが判明し感心している私に、お医者さんは次のような説明をしてくださいました。

アトピー性皮膚炎の主な原因は『アレルゲン』と『乾燥肌による皮脂欠乏症』です。」

「先生の場合は『アレルゲン』は、『ブタクサ』と『カモガヤ』ですね。」

(この病院のお医者さんとは、かつて経営者の勉強会でご一緒したことがあり、私が校長をしていることをご存じの顔見知りの先生です。)

アトピー性皮膚炎の発症の仕組みをご説明します。」

と言って、皮膚の断面図のイラストが入ったプリントを使って、詳しく説明してくださいました。

簡単にいうと…

[乾燥肌・バリアの破壊]→[水分の蒸発・外からの原因]→[リンパ球の働き]→[遺伝的体質や心身の疲れ]

という原因で発症するということです。

この流れを食い止めるための方法として示された生活習慣が…

「入浴やシャワーは、しばらくは2日に1回にしてもらいたいのですが。先生、出来ますか?」

「うーん… 出来ます。 やってみます…」

ただでさえ加齢による「皮脂欠乏症」が起きやすい我々の世代が、毎日の入浴をしていると「洗い過ぎ、こすり過ぎ」で肌の「皮脂膜」をそぎ落とし、角質がめくれる状態となり、そこから水分が蒸発し、アレルゲンが皮膚の内部に侵入するというメカニズムを説明されました。

説明用のプリントには…

「母の愛?? 石鹸・シャンプー、洗い過ぎ、こすり過ぎ」

「理性の愛!! 10/15~4/15 入浴・シャワーは2日に1回」

という大きなキャッチコピーが書かれています。

湯船にゆったりと浸かり、一日の疲れを癒す「入浴タイム」が2日に1回になるのは寂しい限りですが、背に腹は変えられません。

当分の間、これを実行していきたいと思います。

その他に、2種類の飲み薬と1種類の塗り薬を処方してもらい、無事に受診終了。

朝起きて、患部をみてみると…

明らかに改善の傾向がみられています!

「お医者さんってすごい!」

と改めて感謝、感謝です。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。