YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

シリーズ「校長の仕事」 「校長会」編

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日は4月13日㈬、4月の第二水曜日でした。

というわけで、今年度初の「二水会」が開催されました。

「二水会」とは、正式名称を「熊本県立学校校長会」と言います。熊本県内のすべての熊本県立高校、熊本県立支援学校、それに、熊本市立高校、熊本市立支援学校、熊本大学付属支援学校を加えた各学校の校長が自主的に組織している「校長会」のことです。

会を結成した当時は、第二水曜日に定例会を開催していたことから「二水会」と命名されたと聞いています。

熊本県全体の「二水会」の会合は年に数回の開催ですが、熊本市内にある学校の「二水会」の会合は2か月に1回、定期的に行われています。

昨日の午前中に行われたのは、熊本県内のすべての「二水会」会員が出席する年度初めの「定期総会」です。

内容としては、各種団体の定期総会同様に、

1,会長挨拶

2,新役員の承認

3,今年度の組織づくり

4,昨年度会計報告

5,今年度予算案審議

6,昨年度の活動報告

7,今年度の活動計画

8,その他

という感じです。

この中で昨年度までと変更になった点の一つが「今年度の組織づくり」にあります。

「二水会」の組織の中には、「教育課程委員会」「教育課題検討委員会」「就職委員会」「生徒指導委員会」「保健体育委員会」「人権教育委員会」などが設置されているのですが、ここに新たに「グローバル委員会」という新しい委員会を設置することが執行部より提案されて承認されました。

これは、「二水会」が3年前に締結した「台湾7大学との連携協定」をはじめとする進路先としての海外留学の推進などを担う委員会になります。現在はコロナの影響で海外との直接的な交流が一時停止状態になっていますが、今後の社会のグローバル化を見据えると大きな役割を担う委員会になると考えられます。

ちなみに昨年度まで私が所属していたのは「保健体育委員会」です。

また、「その他」として確認されたのが、今年度は3つの「九州大会」が熊本県で開催されるということです。

「九州国公立大学・高等学校連絡協議会懇談会」、「九州普通科高等学校校長会研究大会」、「九州高等学校校長会研究大会」の3つです。

一つ目は、九州内のすべての国公立大学の入試担当者と、そこに卒業生を送り出している高校の校長が一堂に集い情報交換を行う会です。

二つ目と三つめは、一瞬「うん?同じでは?」と感じてしまいますが、二つ目は「普通科を有する学校」の校長のみで行う研究会で、三つめは「専門学科を有する学校」も含めたすべての高等学校の校長が参加する会です。

現在の千原台高校は、人数は少ないですが九州内の国公立大学に毎年進学している生徒がいますし、健康スポーツコース、国際経済コースという「普通科」を有していますので、私はこの3つのすべての大会に参加することになります。

しっかりと学ぶ機会にしたいと思います。

「二水会」終了後には、昨年度末に定年退職を迎えられた元会員の皆様をお迎えして、記念品を贈呈するセレモニーが行われました。

昨年度末に定年退職を迎えられた23名の元校長先生のうち、昨日のセレモニーにご参加いただけた方は5名でした。

このような参加人数になる背景には、おそらくほとんどの皆さんが、定年退職後も何らかのお仕事につかれていることがあると思われます。

参加された5名のうちでもお二人はお仕事につかれていて、職場を抜けてきていただいており、「とりあえず、何の仕事もしていません。」と言われたのは3名だけでした。

「定年退職が仕事人生のゴール」という時代は終わったのだということを強く感じます。

ただ、5名の方々がこの「人生のリスタート」を機に、それぞれに充実した毎日を送られていることに勇気をいただきました。

私自身にも、その日が3年後に迫っていますので…

この後は、昼食時間となり、午後からは熊本県教委育員会が主催する「県立学校校長会」が開催され、そちらにも出席しました。

この会の様子については、また後日、機会があればお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。