YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本 岡山に落ち着きドロー その意味は…

どうも、南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日、4月22日㈮、熊本市えがお健康スタジアムで行われたJ2リーグ第11節、ロアッソ熊本熊本対ファジアーノ岡山戦は、1-1の引き分けという結果になりました。

今日のブログでは、この一戦を振り返ります。

まずは、ロアッソ熊本の先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ

MF 阿部、河原、江崎

FW 杉山、高橋、竹本、坂本

の11人。前節からの入れ替えはMF上村→江崎の1人です。

江崎は熊本県出身。ルーテル学院高校駒澤大学と進み、今シーズンロアッソ熊本に入団した大卒ルーキーで、これがJリーグデビュー戦となります。

対する岡山は4-2-3-1の布陣。3人の大柄な外国人選手を中心にパワフルなサッカーが特徴のチームです。

試合の立ち上がりは、五分五分の展開でした。

開始早々の前半2分に岡山が最初の攻撃でコーナーキックのチャンスからヘディングシュートを放つも、これはゴール右に外れます。

対する熊本もそのわずか2分後、前半4分にコーナーキックを獲得すると、これをDF菅田がヘディングシュート。しかし、これも相手GKにセーブされて得点とはなりません。

そんな中で先手を取ったのは岡山でした。

前半25分、岡山の自陣からのロングボールを受けたのは左MFの木村。ここは熊本DFが対応し、ボールがこぼれます。そのボールをFWデュークが拾い、ゴール前にワンタッチでパスを送るとそこに待っていたのは、右MFの田中でした。左足で放ったダイレクトシュートが、そのままロアッソ熊本のゴールに吸い込まれ、岡山が見事な先制点を奪いました。

その後は、再び一進一退の展開となり、0-1のまま前半が終了します。

後半に入り、試合の流れを熊本側に引き寄せたのは、この試合1枚目の交代として入ったベテランFW伊東でした。

後半18分、ロアッソ熊本が江崎→伊東というカードを切ると、それまでシャドーストライカーの位置に入っていた竹本が左MFの位置に移動し、代わって伊東がシャドーストライカーのポジションに入ります。

中央で巧みにボールを受ける伊東のプレーにより、熊本の攻撃陣が前を向いてボールを受ける機会が増え始め、熊本の攻撃に推進力が産まれました。

そんな後半23分でした。中央から左へのグラウンダーのパスを受けたFW坂本、左45度の位置からドリブルでカットインし、ペナルティーエリアに入った瞬間に右足を振り抜いてシュート!

これが岡山のゴールに突き刺さり、見事な同点弾となりました。

このあとも後半34分に竹本→上村、後半43分には、杉山、高橋→粟飯原、土信田の2枚替えと、次々にカードを切り、勝ち越し点を奪いにいった熊本でしたが、次のゴールを奪うことは出来ずに、この試合は1-1の引き分けという結果に終わりました。

前回の「ロアッソブログ」で、私は「引き分けには3つの意味がある」というお話をしました。

① 内容と結果が一致している引き分け

② 本当なら勝てるはずの試合を引き分けにしてしまい、勝ち点2を失う引き分け

③ 苦しい内容の試合を引き分けに持ち込み、勝ち点1を奪う引き分け

前節、栃木戦の引き分けは「③」とお話ししましたが、今節、岡山戦の引き分けは「①」だと感じています。

前半のシュート数は6-7。試合を終えてのシュート数も13-14。ボール支配率も55%対45%ということでデータからもほぼ互角のゲームだったと言えます。

これで、今シーズントータルの戦績は3勝5分け3敗。

大木監督が意味づけた6試合ごとの区切りでみても、第2クールの5戦を終えて、1勝3分け1敗と、相撲風に言えば「五分の星」ということになります。

「負け越していない」という結果は十分評価できるのですが、5つの引き分けを一つでも二つでも勝ちに変えることが出来れば、順位は一気に変わっていたところです。

シーズン前の「6試合で勝ち点10」という目標設定を見失わないためにも、次節こそは勝利するしかありません!

次節、第12節は4月27日㈬、午後7時から。

熊本のホーム、えがお健康スタジアムで行われます。

スタンドから、ダゾーンの画面の前から精一杯の声援を送りましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。