YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

教師一人一人が考える 千原台高校をこんな学校に!(その2)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

一昨日のブログで、「教師一人一人が考える 千原台高校をこんな学校に!(その1)」と題して、今年度から新設した「魅力づくり部」が初めて主催した第1回の校内研修の様子をお話ししました。

今日は、その続きをお話ししますね。

4月14日㈭に行われた第1回の校内研修では、「千原台高校をこんな学校にしたい!」というテーマで「ブレーンストーミング」を行いました。

実は、この研修のとりあえずの目的は千原台高校の「スクールポリシー」を完成させることであり、そこに、全教師の意見を織り込んでいくことにあります。

「スクールポリシー」については、2月15日に私の方から「校長案」という形でたたき台を示していました。

それは、次の通りです。

千原台高校のスクールポリシー(校長案)  2022,2,15

【グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)】

・情報・ビジネスに関する専門性と各種資格取得による社会での実践力を育成する。

・健康・スポーツに関する専門的な知識と社会の健康を支えるための資質を育成する。

・予測困難な時代を生き抜くための柔軟な思考力と行動力を育成する。

【カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)】

・基礎学力を身に付けるための必修教科に加えて、情報・ビジネスに関する専門性を高めるための商業の学習に取り組む。(情報ビジネス探究科)

・基礎学力を身に付けるための必修教科に加えて、将来、社会の健康を支える人材となる資質を育むために、健康・スポーツに関する学習に取り組む。

・「一生懸命はカッコイイ」のモットーのもと、生徒が全力で、主体的に取り組むことができる学校行事や部活動の実践に取り組む。

【アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)】

・基礎的な学力の基盤の上に、情報・ビジネス・スポーツに高い関心を持つ人材の育成を目指す。

・学校で多様な価値観を育むことを念頭に、何かの分野に著しい能力を備える人材や多様性を有する人材の育成を目指す。

・学校行事や部活動に一生懸命に取り組むリーダーシップとフォロワーシップを有する人材の確保を目指す。

以上です。

そして、4月14日の校内研修での「ブレーンストーミング」の結果を受けて、職員からの意見をこれに織り込んだ「魅力づくり部案」を作成してくれました。

それが、下記のものです。

千原台高校のスクールポリシー(魅力づくり部案)  2022,4,21

【グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)】

・情報・ビジネスに関する専門的な知識・技能を身につけ、各種資格取得をはじめ地域の産業振興に貢献できる実践力を育成する。

・健康スポーツに関する専門的な知識・技能を身につけ、全国レベルの競技力をはじめスポーツの発展並びに健康社会の実現に貢献できる実践力を育成する。

・予測困難な時代を生き抜くための柔軟な思考力と行動力を備え、自らの未来と社会の未来を切り拓いていく人材を育成する。

・校訓「誠実・創造・友愛」のもと、誰からも愛され、必要とされるような豊かな人間性と生きる力を備えた人材を醸成する。

【カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)】

・基礎学力を身につける学習に取り組むとともに、主体的・対話的な学びのある授業を全教科で行う。

・将来、地域の産業振興に貢献できる実践力を育むために、情報・ビジネスに関する専門性の高い学習に取り組む。(情報ビジネス探究科)

・将来、スポーツの発展や健康社会の実現に貢献できる実践力を育むために、健康・スポーツに関する専門性の高い学習と科学的トレーニングに取り組む。(健康スポーツ探究科)

・予測困難な時代を生き抜くための思考力と実践力を身につけるために、探究的な学びに力を入れて取り組む。

・地域、行政、企業、大学などの外部機関との連携・協働をしながら、地域の産業振興や健康社会の実現などに向け、PBL学習や科学的トレーニング等といった体験的かつ実践的な学びを積極的に取り入れた学習に取り組む。

・豊かな人間性と生きる力を育むために、生徒が主体的かつ協働的に参画する学校行事や部活動の実践に取り組む。

【アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)】

・基礎的な学力の基盤の上に、情報・ビジネス・健康・スポーツに高い関心を有する人材の確保を目指す。

・地域を愛し、将来の熊本市の発展に様々な形で貢献したいと考えている人材の確保を目指す

・学校行事や部活動、生徒会活動等に一生懸命に取り組む人材の確保を目指す。

・失敗を恐れず、新しいことに積極的に挑戦もしくは創造しようとする強い意志を持った人材の確保を目指す。

以上です。

いかがでしょうか。

私が提示した「校長案」に比べるとずいぶん具体的になり、バージョンアップしていることがわかりますよね。

この「魅力づくり部案」をもとにして、さらに「スクールポリシーを全職員のものに」という目的で4月21日に第2回の校内研修が行われたわけです。

その様子については、また(その3)でお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。