YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本、甲府とドロー 勝ち点1で順位は5位へ!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日、8月6日㈯に行われたJ2リーグ第31節、ロアッソ熊本ヴァンフォーレ甲府の一戦は、お互いに2ゴールずつ奪い合い、2-2の引き分けで終わりました。

今日は、この試合を振り返ります。

試合の感想を一言で言うと、「サポーター目線では、まさに『ジェットコースター気分』を感じる一戦」でした。その理由をお話していきます。

まずは、ロアッソ熊本の先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 黒木、酒井、イヨハ

MF 三島、河原、田辺

FW 杉山、高橋、竹本、東山

累積警告で出場停止のDF菅田のポジションには酒井が入り、左のFWでは東山が2試合連続の先発という、ほぼ予想通りのメンバーです。控えには、これも2試合連続でMF上村が入っています。

対するヴァンフォーレ甲府は、3-4-2-1の布陣。ワントップに入るFWウィリアン・リラをターゲットにした縦への速い攻撃を得意としています。

試合は立ち上がりからロアッソ熊本のペースで進みます。

前半の「飲水タイム」までの約25分間は、「ジェットコースターを昇り続ける時間帯」でした。

最初に訪れたビッグチャンスは、前半10分。河原からの前線へのフィードに抜け出したFW高橋が甲府のGKに倒されてPKを獲得。

しかし、このPKを蹴った高橋のシュートは、甲府のGK岡西に弾かれて、先制ゴールとはなりません。

ただ、このあともロアッソ熊本甲府を攻め続け、PKを外した高橋も下を向くことなく、いつも通りに必死にボールを追い続けます。

前半の「飲水タイム」までのシュート数は、熊本7-0甲府という一方的な内容で、熊本が攻め続けました。

しかし、そんな流れが90分間続かないのがサッカーです。

飲水タイム直後の前半26分には、甲府のMF宮崎が熊本のDFライン裏に飛び出し、GK佐藤までかわされてしまう大ピンチ。ただ、ここはDF陣の踏ん張りで何とか難を逃れます。

そんな前半46分でした。甲府がFWウィリアン→MF長谷川とボールをつなぎ、最後はあがってきていたDF須貝がシュートを放ち、これが熊本のゴールに吸い込まれて、甲府が先制点を奪います。

まさに「ジェットコースターが急降下した瞬間」でした。

このまま前半は1-0と甲府がリードして折り返します。

熊本ベンチは、ハーフタイムに東山→坂本という一枚目のカードを切り、反撃のスイッチを入れました。

そんな熊本の「攻めの姿勢」が実を結んだのは、後半15分でした。右サイドの杉山から、三島→河原とつなぎ、河原が前線にフィード。そこに飛び込んだのはFW高橋でした。PK失敗の悔しさを振り切るべく放ったシュートが甲府のゴールに突き刺さり同点!

このあとも「ジェットコースターは上昇を続け」、続く22分には左サイドで得たFKを河原が蹴り、このボールに竹本がヘディングで合わせて、シュート!

待望の「逆転弾」となりました。

このまま試合が終わってくれれば「ジェットコースターは上昇したまま」だったのですが…

後半32分、DFラインが下がってしまったスペースを突かれて、甲府の途中交代で入ったFW三平に同点弾を決められてしまいます。

ここで、「ジェットコースターは再び急降下」。

ロアッソ熊本は再び勝ち越すことを狙って攻め続けますが、ついにゴールを奪うことは出来す、試合はこのまま終了。2-2の引き分けに終わりました。

試合内容を「ジェットコースター」に例えてお話ししてみましたが、内容が良かっただけに、ロアッソ熊本にとっては「もったいない引き分け」だと私は感じました。

ただ、この試合を観て、「押し込みながらも先制点を奪われる」という「嫌な展開」のゲームを一度は逆転するだけの「地力」が、今のロアッソ熊本についていることを感じました。

この「地力」を結果に結びつけ、「プレーオフ圏内」から「自動昇格」へ目標を「上方修正」して、戦い続けてほしいと思います。

そのためにも、とても重要な試合になるのが、次節・アウエーでの新潟戦です。

現在、勝ち点56で2位に君臨する新潟を倒せれば、「自動昇格圏」という目標がさらに現実的なものになってきます。

今回の課題を修正をして、勝ち点3を奪って帰ってきてください!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。