どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
サッカー解説の仕事のほかにもサッカー関連のお仕事をいくつかさせていただいているのですが、その一つが「熊本市西部・南部サッカースクール」で中学3年生の選手たちに直接サッカーの指導をするという仕事です。
このスクールを立ちあげたのが2004年ですので、今年で19年目を迎えます。
設立1年目の実施要項をみると、「目的」を次のように記しています。
- 目的
- 中体連などの大会を終えて活動の場がなくなった中学生を対象に、基本的な技術・戦術を身につけるための指導を受ける場を提供する。
- サッカーを通して、たくましく豊かな人間性を育てる。
そして、この「目的」は19年間全く変わっていません。
スクールの名称が「熊本市西部・南部」となっているのは、私がこのスクールを立ち上げる数年前から、私の高校・大学の一学年先輩で、現在、熊本県サッカー協会のチーフインストラクターをされている池田政秀さんが、熊本市東区にある熊本工業高校のグラウンドを借りて、同様のスクールをされていたために、
「東区までは通うことが難しい西区や南区在住の選手たちに活動の場を与えたい。」
というのが、設立の一つの理由となっていたからです。
設立1年目は、熊本市営飽田グラウンドで活動したのですが、2年目からは当時私が勤務していた三和中学校のグラウンドを熊本市スポーツ振興課が主催する「夜間開放」で借りられるようになり、それ以降は、ずっと三和中学校のグラウンドで、毎年9月から12月の毎週水曜日の夜に活動をしています。(現在は、三和地区の総合型スポーツクラブ。スポレクエイトのご協力を得ています。)
活動場所に由来して、前述の池田さんが主催するスクールが「熊工スクール」、私が主催するスクールが「三和スクール」と呼ばれるようになり、熊本市の中学生サッカー選手や指導者の皆さんの中で定着するようになりました。
このスクールの今年度の第1回目の活動を今日(9月14日)から始めます。
今回は、第1回ということで「保護者説明会」も行うために、千原台高校の体育館棟で行い、次回からは例年通りに三和中学校のグラウンドで行うことにしています。
「希望者は全員受け入れる」というのが、スクールのスタイルですので、参加者の人数は毎年変わります。
一昨年度は16名、昨年度は47名、今年度は今のところ20名の選手が参加してくれる予定です。(毎年、途中から参加する選手もいますので…)
平均20名程度の参加だとすると、これまでに360名程度の選手が、このスクールでプレーしたことになります。
その中には、現在、モンテディオ山形でGKとしてプレーしている藤嶋栄介選手(花陵中・フォルテ熊本出身)のようにJリーガーになった選手もいますし、教員となり指導者として活躍している人もいます。(今年は、その一人が指導スタッフに加わる予定です。)
このスクールが成立するのは、協力してくれる指導スタッフの存在があるからです。
熊本市内の中体連サッカー部の指導者を中心に昨年も10名ほどのスタッフが協力してくれました。(三和地区の総合型スポーツクラブ・スポレクエイトの指導者にもご協力を得ていますが、その件については後日、詳しくお話しします。)
ということで、今年も参加してくれる選手・スタッフに少しでも役に立ったと思ってもらえるスクールになっていくように全力で取り組みます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。