どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
9月11日に初日を迎え、2週間にわたって熱戦を繰り広げてきた大相撲秋場所も今日(9月25日)で千秋楽。
優勝争いの行方は、12勝2敗でトップを走る前頭3枚目・玉鷲と11勝3敗と星の差一つでそれを追う前頭4枚目・高安の2人に絞られました。
そして、今日の千秋楽では、この2人の直接対決が組まれ、玉鷲が勝てば2019年初場所以来2度目の優勝が決まり、高安が勝てば優勝決定戦となります。
玉鷲が優勝すれば、37歳10ケ月での優勝となり、年6場所制になってからの最年長優勝記録を更新。
高安は、過去2度にわたって「千秋楽に賜杯を逃す」という経験をしており、3度目の千秋楽決戦を制しての「悲願の初優勝」となります。
どちらが賜杯を抱くことになっても、そこには「感動のドラマ」が用意されており、どんなドラマが待っているのか?今から楽しみです!
さて、私が初日を終えてのブログで「今場所の注目力士」としてあげた3力士と「優勝争いの本命」としてあげた横綱・照ノ富士の成績は…
大関・正代 ・・・4勝10敗
小結・逸ノ城 ・・・6勝8敗
平幕・琴ノ若 ・・・8勝6敗
と、4人中3人が負け越し決定。
私の「大活躍予想」は見事に「大ハズレ」となりました…
それでも、千秋楽で優勝を争う玉鷲と高安をはじめとし、初日から9連勝して優勝争いに最後まで絡んだ前頭8枚目・北勝富士、二日目に横綱・照ノ富士から初金星を奪い、6日目から7連勝を飾った小兵の小結・翔猿、初日からの3連敗のあと力強い相撲を取り戻し8連勝、星を二けたに乗せた関脇・若隆景など数多くの「注目力士」が誕生し、毎日の「好取組」にワクワクさせてもらった秋場所でした。
上位陣の星が伸びず、「番付の重みに欠ける」という声も聞こえてきますが、私は、今のように毎場所「ヒーロー」が入れ替わり、「どの力士にも優勝のチャンスがある」という、まさに「戦国時代」のような今の大相撲も大好きです。
最後に、あと一人、優勝争いには絡みませんでしたが、毎日の取り組みで感動を与えてくれた力士がいます。
それは、前頭5枚目・佐田の海です。上位陣と総当たりとなる番付で、ここまで9勝5敗という好成績を残している35歳のベテラン力士。
熊本市の出身で、出身中学校は私が千原台高校の前に校長を務めていた熊本市立西原中学校です。校長時代に直接会うことはなかったのですが、校長室の前の廊下には、佐田の海関の写真が飾られていました。
千秋楽では、関脇・若隆景との一番が組まれています。この一番も見逃せません!
そして、結びの一番は正代対貴景勝の「大関同士」の対決。正代が「意地の一勝」を重ねることが出来るか…
今日の千秋楽、最後までテレビの前でしっかりと楽しみたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。