YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

黒木の「魂のゴール」! ロアッソ連勝で4位を死守

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

陰に日向に、常にチームのために走り続けてきた選手がヒーローとなり、チームを救いました。

その選手とは、ロアッソ熊本黒木晃平選手です。

熊本県大津町の出身。ロアッソ熊本在籍10年目のベテランの値千金のゴールににより、ロアッソ熊本ジェフ千葉を1-0で破った試合を振り返ります。

熊本の先発メンバーは、

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ

MF 三島、河原、竹本

FW 杉山、高橋、平川、坂本

前節の先発からは上村が外れ、代わって坂本が起用されたことにより、竹本のポジションがFWから左MFに変更されています。

対する千葉は、3-4-2-1の布陣。相手ボールになったら5バック気味にしてブロックを作り、しっかり守ってからのカウンターを得意とするチームです。

試合は立ち上がりから、この千葉の得意とする戦い方に「はまってしまった」という感じで進みます。

熊本がボールを保持はしているものの、千葉の守備ブロックをなかなか崩せないという展開が続きました。

そんな中で決定機を作ったのは、平川の個人技でした。

前半20分、相手のボールを奪うと平川が得意のドリブルでペナルティーエリア内に侵入。フリーでシュートを放ちますが、これは、ボールをしっかりと捉えることが出来ず、GKの正面をついてしまいます。

その後も、「ボールは保持するも崩せない」という展開のまま前半が終了。スコアは0-0です。

前半をみて感じた課題が、あと一つありました。

それは、「左からの攻撃に偏っている」ということです。

試合後の大木監督のコメントによると、

「後半は三島のポジションを修正し、ボールが回り出した。」

ということで、まさに名将らしい素晴らしい修正の成果が、後半のゲームに現れました。

その集大成が、後半14分のゴールシーンです。

右サイドで杉山→三島→黒木とつないだボールを中央に入ってきた竹本に縦パス。竹本がこれを落としたところを黒木が走り込み右足でシュートを放ちます。相手DFの体に当たりコースが変わったボールが、千葉のゴールに吸い込まれ、待望の先制ゴールとなりました。

右サイドから始まった「連動したプレー」で奪った見事なゴールです。

後半23分には、千葉ベンチが動き「3枚替え」。これにより、3-4-3に布陣を変更し、千葉が熊本ゴールに迫り始めます。

しかし、そんな千葉の攻撃を見事なプレーで防いだのは、「古巣対決」に燃える熊本の守護神GK佐藤でした。

また、チーム全体としては、相手の攻撃を受ける中でも最後まで引いて守るのではなく、相手陣内での積極的な守備をやり切りました。

そして、ついにタイムアップの笛。熊本が勝利をつかみ取りました!

これで、熊本は前節の岩手戦に続いて2連勝。ここ6試合で5勝1分けの「負けなし」という素晴らしい成績です。

この勢いのままに続くホームでの秋田戦でも勝利し、「J1への道」を突き進みましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。