YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「積ん読(つんどく)」のススメ 成毛 眞著「俺たちの定年後」(ワニブックス)より[後編]

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

積ん読(つんどく)」のススメ 成毛 眞著「俺たちの定年後」(ワニブックス)より[後編]

です。

昨日の[前編]では、「俺たちの定年後」(ワニブックス)の著者・成毛 眞(なるけ まこと)さんのプロフィールと本書のおもな内容を紹介しました。

今日は、タイトルにある「積ん読(つんどく)」についてお話しします。

少し長くなりますが、「積ん読」についての著者の意見を本書より引用します。

 気になること知りたいことが多い私の自宅は、本だらけである。読み終わった本だけでなく、これから読む本もうずたかく積んである。いわゆる積ん読状態だ。

 こうした状態に陥ることを恐れ、手元の本を読み終わるまで新しい本を買わない人もいるようだが、それは、多大なる機会損失を産んでいる。何の機会損失かと言えば、自分への期待の機会損失だ。

 これから読む本というのは、これから自分の頭を通り過ぎる知識がパッケージ化されたものだ。その中身は、今の段階ではタイトルや著者や装丁や、書評などから推し量るしかないが、それでも、可能性の塊である。そうした未来の自分の一部を近くに置いておくことは、精神衛生上、非常によろしい。(以上、本書p175、176より引用)

まさに、「我が意を得たり!」

私もこの意見に大賛成です。

以前の私は「積ん読」という概念を知らず、「一冊の本を読み終えたら次の本を買う」という読書ライフを送っていました。そんな時に経験したのが、「次の本を読みたいけど、本を買いにく時間がないし…」という状態です。

この状態こそ、筆者が言う「機会損失」です。常に行動しておかないと落ち着かない性格の私にとって「機会損失」は、かなりのストレスになります。

そこで、やり始めたのが「10冊程度のまとめ買い」でした。

その「まとめ買い」の結果として産まれたのが「積ん読状態」というわけです。

ただ、私の場合「積ん読」されている本の置き場所が筆者とは違います。

筆者は「自宅」に「積ん読」してあるということでしたが、私の「積ん読」の置き場所は車の中です。

筆者と違い、自宅だけではなく、学校の校長室で読書をすることも多い私にとって、最も「機会喪失」を避けられる「積ん読」の場所は車の中なのです。

地方都市である熊本市に住む私は、通勤も車でしていますし、休日にショッピングに行くときや、サッカー解説などの仕事に出かけるときも常に車で移動します。

ですから、車に「積ん読」しておけば、いついかなる時に「新しい本を読みたい!」と思っても、手元に本を置くことが出来、「機会損失」することがなくなりました。

最初の頃は、本を買った時の「手提げ袋」にいれたままの状態で「積ん読」していたのですが、今では100円ショップで購入したダークブラウンの素敵なかごの中に「積ん読」してあります。(かごの実際の購入価格は300円でしたが…)

車の中もすっきりとして、大満足。

現在、積ん読している本の冊数を数えてみたら、26冊ありました。

そして、そのジャンルは多岐に渡ります。

私の読書ライフは、「積ん読」のおかげで、「機会損失」することなく、ノンストレスです。

あなたも「積ん読」を恐れずに、読書ライフを送ってみませんか。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。