YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本 7試合ぶりの敗戦 4位は維持

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(10月2日)に行われたJ2リーグ第39節・ロアッソ熊本ブラウブリッツ秋田の一戦は、熊本がミスから2点を失い、8月20日の新潟戦以来となる7試合ぶりの黒星を喫しました。

今日は、この一戦を振り返り「敗戦の意味」についてお話しします。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ

MF 三島、河原、竹本

FW 杉山、土信田、平川、坂本

累積警告で出場停止の高橋に代わって、ルーキーの土信田が20試合ぶりに先発で起用されました。

対する秋田は、4-4-2の布陣。厳しい守備からの縦に速い攻撃が持ち味です。注目選手は、2トップの一角に入る斎藤恵太選手。かつて熊本でもプレーしていた「スピード」に自信を持つFWです。

試合は、立ち上がり早々、秋田らしいプレーで得点が産まれます。

DFからのロングパスに反応したのは、秋田のFW斎藤。やや目測を誤った熊本のDFイヨハをドリブルでかわすと、右サイドのペナルティーエリア深くへ侵入し、中央へクロスを送ります。これを秋田のMF茂が冷静にシュートし、熊本のゴールを揺らしました。

その後は、熊本がペースを取り戻し、再三、秋田のゴールに迫ります。

前半の11分、24分、34分と立て続けにFW土信田がヘディングシュートのシーンを放ちますが、いずれも枠を外れたり、ポストを直撃したりして得点には至りません。

前半はこのまま終了し、0-1の1点ビハインドで後半を迎えました。

早い時間帯に同点に追いつきたい熊本だったのですが…

再びゴールを奪ったのは秋田でした。

後半7分、熊本がGK佐藤から黒木につないだところでボールを奪われてしまい、そのまま、クロスをあげられます。これを秋田のMF藤山に落ち着いて決められ、前半に続いて「ミスからの失点」となってしまいました。

後半18分に三島、平川→藤田、田辺、続く26分には竹本、土信田→伊東、粟飯原というカードを切って逆転を試みる熊本でしたが…

後半34分に伊東からのパスを受けた粟飯原のゴールのみで試合は終了。

GK田中を中心に堅い守りをみせた秋田に対して1-2で敗れ、8月20日の新潟戦以来となる苦杯を喫しました。

試合後、三島選手は次のように語っています。

「敗戦をどう活かすかが大事。消極的にならず自分たちのサッカーを信じ、次の試合での勝利を目指す。」

まさに、私も同感です。

この敗戦の意味は二つあります。

一つ目は、「チームを引き締めるきっかけになる」ということです。

大木監督も「(6戦負けなしと)最近は結果が出ていた。自分も含め、浮足立っていたのかもしれない。」と試合後に語っています。

この試合では、ややここ数試合に比べると、集中力に欠けるプレーがみられたのは事実でした。

ここで、もう一度「メンタルのリセット」を行い、次節に臨んでくれると思います。

二つ目は、「負けても4位を維持できた」ということです。

プレーオフには6位まで進出出来ますが、3位、4位は一回戦をホームで戦えます。

残り3試合で勝利し、何とか3位、4位の順位でリーグ戦を終えられるかどうかが今の最大の目標です。

幸いなことに3位の岡山も金沢に負けて、3位との勝ち点差も開いていません。

ただ、5位には大分が勝ち点差1で迫ってきました。

次節は、出場停止明けの高橋もピッチに戻ってくるはずです。

もう一度「チーム一丸」となり、次節・ホームでの群馬戦こそ、勝ち点3をつかみ取りましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。