どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは…
シリーズ「校長の仕事」 能力評価期末面談編
です。
10年ほど前から教職員の現場でも「勤務評価制度」が導入されており、教職員については「業績評価」と「能力評価」という2種類の「勤務評価」が行われています。
「業績評価」の評価期間が4月から3月の1年度なのに対して、「能力評価」の評価期間は10月から翌年度の9月の1年間とされています。
そのために、毎年9月下旬には「能力評価期末面談」を実施することになります。
ということで、千原台高校でも先週は「期末面談ウィーク」ということになり、47名の先生方と面談を実施しました。
「評価項目」は、職種(管理職、主任主事、教諭、養護教諭、実習教諭など)によって若干違うのですが、一番人数の多い教諭では、「学習指導」、「生徒指導」、「校務分掌」、「地域・校内連携」、「倫理観」の5項目となっています。
これらの項目について、「S、A、B、C、D」の5段階で、まず、本人が「自己評価」を記入し、次いで「一次評価者」である教頭と「二次評価者」である校長が評価するということになります。
期末面談は、私と教職員の「一対一面談」の形で行います。
まず、私から、
「先生には、このように自己評価してもらっていますが、このような評価とされた理由を『学習指導』、『生徒指導』、『校務分掌』などの順に簡単に説明してもらっていいですか。」
とお願いし、ご本人にこの一年間を振り返ってもらいます。
それを聞いたうえで、それぞれの先生方の仕事ぶりに対しての私の感想をお話しするというのが、基本的な「期末面談」の進め方です。
すべての先生方に何らかの形で、千原台高校の生徒の育成のために貢献してもらっています。
ですから、私の感想には必ず「感謝の言葉」が含まれます。
47名の先生方と一週間で面談を終えるためには、一日平均10名弱の先生と面談を行う必要があり、物理的にはなかなか大変でしたが、日頃「一対一」で校長室でお話しする機会は少ないので、先生方の「仕事に対する思い」を聞くことが出来る貴重な機会となりました。
先生方から聞いたお話を、今後の学校経営に活かせるように尽力してしていきたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。