どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
ついに、ロアッソ熊本が「J1への道」につながる一つ目の階段を昇りました!
昨日(10月8日)、ロアッソ熊本のホームゲームとして行われたJ2リーグ第40節・ロアッソ熊本対ザスパクサツ群馬の一戦は、熊本の攻撃陣が大爆発。
5-1で熊本が勝利し、勝ち点を67として、残り2試合の段階で、今季の5位以上が確定しました。
今日は、この一戦を振り返ります。
熊本の先発メンバーは、
GK 佐藤
DF 黒木、菅田、イヨハ
MF 三島、河原、竹本
FW 杉山、高橋、平川、坂本
出場停止明けの高橋がFWに復帰しています。
対する群馬は、4-4-2の布陣。MF細貝は元日本代表でドイツ・ブンデスリーガでのプレー経験もある実力者です。
試合は、立ち上がりから熊本のペースで進みます。
先制点を決めたのは、出場停止明けの高橋でした。
前半15分、右サイドに張っていた竹本がイヨハからのパスを受けると左足でクロスを上げます。これを高橋が見事にヘディングで合わせてシュート。群馬のゴールネットを揺らしました。
続く35分には、河原からのサイドチェンジのロングパスを受けた坂本が、右サイドのペナルティーエリア内にドリブルでカットイン。冷静に相手DFを交わしながら、最後は左足でループ気味のシュート決めて追加点を奪いました。
ここまでの熊本のサッカーは「ほぼ完璧」でした。
しかし、前半38分に群馬ベンチがFW平松→北川という1枚目のカードを切ったところから流れが変わり始まます。
そんな前半41分でした。群馬のコーナーキックをヘディングクリアした熊本でしたが、このボールを群馬のMF細貝に拾われ、そのままクロスを上げられます。このボールに入ったばかりのFW北川が見事にヘディングで合わせて、群馬が1点を奪い返しました。
このまま2-1で前半は終了。熊本にとっては「流れを失った中での前半終了」となってしまいました。
後半も立ちあがりこそ群馬が攻勢をかけますが、この試合の熊本は、動じませんでした。
後半21分には三島、35分には平川、そして40分には田辺と立て続けに3ゴールを重ねて、5-1とし、試合終了のホイッスルを聞きました。
「監督、この勝利でプレーオフ圏内への出場が確定しました。いかかがですか?」
「関係ないですね。また、次の試合でも良い試合が出来るようにやるだけですから。」
試合直後の勝利監督インタビューでの大木監督の言葉です。
この言葉に、今のロアッソ熊本の強さが現れていると感じます。
勝利に、そして、プレーオフ進出に浮かれることなく、成長を続けるロアッソ熊本。
残り2試合のリーグ戦で、さらに「上積み」をし、必ずや私たちをJ1に連れて行ってくれると信じています!
この試合で「戦術的に良かったところ」など語りたいことはまだまだありますが、そのあたりは後ほど「YouTube解説」でお話ししますので、そちらをご覧ください。
なお、今日撮影する「YouTube解説」は、ロアッソ熊本のサポーター団体「ウルトラアルデラス」代表の田中さんらとの「コラボ動画」になる予定です。
乞うご期待!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。