どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日(10月23日)、長かった2022年J2リーグもいよいよ最終節を迎え、ロアッソ熊本はホーム・えがお健康スタジアムで横浜FCと対戦します。
41節を終えて、熊本の順位は4位。ホームで迎える最終節に勝って勝ち点3を奪えば、4位が確定し、来週行われる「プレーオフ1回戦」をホームで迎えることが出来ます。
また、この試合に勝利して、勝ち点3を積むと、年間の勝ち点が「70」となり、大木監督がシーズン前に掲げた「6試合ごとに勝ち点10」、「最終的に10×7で勝ち点70」というチームの目標を達成することができます。
対する横浜FCは、リーグ戦の順位としては2位が確定し、「1年でのJ1復帰」をすでに果たしています。
この最終節は、横浜FCにとって「消化試合」となるかと思いきや…
かつて日本代表の10番を背負い、「日本サッカー界のレジェンド」の一人である中村俊輔選手が、今シーズン限りでの引退を発表。
この試合が「消化試合」から「中村俊輔引退試合」となり、一気に全国のサッカーファンから注目を浴びる試合となりました。
地元紙・熊本日日新聞の報道によると、すでに前売り券の売れ行きが良く、一部の席種では「ソールドアウト」したために、「当日券の販売は中止」。
報道各社からの取材申し込みも、日頃の7倍の70人から申請が出されていると言います。
今シーズンのロアッソの1試合平均の入場者数は3000人強。最高入場者数は、前回のホームゲームで記録した5400人強でしたが、この試合では20000人を超える観客動員となるのではないかとも言われています。
このような背景から予想を大きく上回る「大一番」となったこの試合の注目ポイントを3つあげます。
一つ目は、「ボールポゼッション率」です。
今シーズンの熊本は、ここまでほとんどの試合で「ボールポゼッション率」で相手を上回ってきました。
その中には、「相手にボールを持たされていた」という試合もあり、「ポゼッション率で上回る=勝利」というわけではありませんが、今回の対戦相手である横浜FCも「ボールを握りたいチーム」です。
ですから、「ポゼッション率」で上回る試合が出来れば、それは熊本ペースの試合であると言えます。
二つ目は、「先制点の重み」です。
最近の試合で熊本が黒星を喫した秋田戦、仙台戦ではいずれも前半の早い時間帯に、相手に先制点を奪われています。
相手は「格上」の横浜FCです。
熊本としては、何としても「先制点」を奪い、有利に試合を進めたいところです。
三つ目は、「切り替えの早さ」です。
これが、今シーズンの熊本の躍進を支えてて来た「生命線」だと、私は思っています。
この最終節でも、「すばやい切り替え」をやり切ってほしい!
予想先発等の総裁は、私のYouTubeチャンネルで、ご覧ください。
今日のラジオの解説は、元ロアッソ熊本のFW原一樹さんが務めますので、私も一人のサポーターとしてスタジアムから観戦します!
一緒にロアッソ熊本の勝利を後押ししましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。