YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

若手教師のチャレンジに感動!~探究活動報告会~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

この4月から、千原台高校で新しく始めた取り組みがあります。

それは、月に1回の「定期職員研修」です。

4月に新設した「魅力づくり部」が毎回のテーマを設定し、自主的に開催してくれています。

4月には「スクールポリシーの策定」、5月には「新課程設定についての討議」など学校の根幹に関わる問題を全職員で話し合う場を提供し、その後「インターンシップのあり方」、「探究活動とは」などといったテーマで実施して来ました。

そして、今回10月の研修で実施したのが「探究活動報告会」です。

この研修の目的は次のように設定されていました。

「探究活動をご自身が生徒またはが学生の立場で経験してきた先生が少ないため、どう進めて良いかわからないという悩みや不安を抱えたまま、模索している現状があるのではないか。

 そこで、3つの実践報告や報告者からのお話を聞くことで、探究活動を進めるためにどんなことを意識したらよいか、あるいはどんなことが活動を難しくしているのかなどを考える機会とする。」

ということで、この研修は「第1部 3人の教師からの実践報告」、「第2部 魅力づくり部長と報告者によるパネルディスカッション」という形で行われました。

第1部の報告内容は以下の通りです。

① 日本政策金融公庫ビジネスプランコンクール(徳永先生)

② 大西市長マニフェスト検証会(藏田先生)

③ 未来の観光人材育成事業(片山先生)

発表者の3人は、いずれも20代から30代の若手教師です。

①の報告は「1年生の探究の授業」における実践ですが、②、③は「希望者によるプロジェクト活動」です。

②、③については、以前のブログでお話ししたことがあるので、内容をご存じの方も多いと思います。

いずれの発表も、生徒たちが「主体的に、意欲的に」、そして「試行錯誤して、悩みながら」取り組んでいる様子が伝わり、すばらしい実践報告でした。

続いて行われた「パネルディスカッション」では、コーディネーターを務めた魅力づくり部長からの、

「『自分事にできるテーマづくり』は、なかなか難しいと思うが、どのようなポイントがあると思うか?」

「外部からの働きかけに応じたり、外部の方々との連携を経験してみての感想は?」

などという問いに3人の若手教師たちが、それぞれの経験をもとにして応えてくれました。

魅力づくり部のバックアップのもと、若手教師たちが「意欲的に」、「伸び伸びと」活動してくれていることに感激したひとときでした。

今後、このような「輪」をさらに多くの教職員に広げていきたいと思います!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。