YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ PO初戦突破! 「進化する火の国軍団」

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(10月30日)、ロアッソ熊本のホーム・えがお健康スタジアムで行われた「J1参入プレーオフ(以下PO)1回戦」、ロアッソ熊本大分トリニータの一戦は、2-2の引き分けとなり、リーグ戦で上位の成績だった熊本がPO2回戦への切符を手にしました。

今日は、この試合を振り返ります。

熊本の先発は、

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ

MF 三島、河原、竹本

FW 杉山、高橋、平川、坂本

ここ数試合の不動の先発メンバーです。

対する大分は、3-4-2-1の布陣。リーグ戦最終節の琉球戦とは、6人のメンバーを入れ替えてきました。

試合は、キックオフからわずか20秒で動きます。

大分のGK高木のロングフィードをFW伊佐がヘッドですらすと、そのボールを拾ってペナルティーエリア内に侵入。最後は伊佐が冷静にシュートを打って、熊本のゴールネットを揺らしました。

前半は、この1点が重くのしかかり、0-1のままで終了。

今シーズンのリーグ戦で、熊本が負けた試合の多くは開始早々に失点しており、「嫌な雰囲気」のままに後半に入ります。

この試合のポイントとなったのは、後半30分の熊本の選手交代でした。

熊本ベンチは、高橋、杉山→粟飯原、ターレスの2枚替えというカードを切りました。

「高橋、杉山の2枚をベンチに下げて大丈夫?」

というのが、私のその時の正直な気持ちでした。

1点を失ったあと、徐々にいつものサッカーを取り戻した熊本の中心的な役割を果たしていたのが、この2人だと感じていたからです。

ただ、結果的にこの私の心配は「杞憂」となりました。

後半42分、GK佐藤のロングフィードをヘッドですらしたのは、途中交代でFWに入った粟飯原。そのボールを拾った坂本がペナルティーエリア内に侵入、冷静に相手選手を交わして、シュートを決めて同点としました!

「引き分けなら上位チームが次戦へ進む」というレギュレーションの中で戦っている熊本にとっては、勝ち越し弾にも値するゴールです。

アディショナルタイムに入った後半47分には、右サイドで粟飯原が起点を作り、ターレスへパス。ターレスが中にドリブルで切り込んで、坂本にパス。シュートを打つかと思われた坂本は、相手選手をひきつけて、上がってきた粟飯原に冷静にパス。これを粟飯原が得意の左足でシュート。ボールは大分ゴールに吸い込まれ、2-1と熊本がリードします。

これで、PO初戦突破という点では「2点差」となりました。

ロアッソのゴールに歓喜するゴール裏のロアッソサポーター

終了間際に大分にゴールを奪われましたが、そのまま試合は終了。

熊本にとっては、「薄氷の初戦突破」となりました。

今日のタイトルに「進化する火の国軍団」と書きました。

私が、ロアッソ熊本の確実な「進化」を感じたのは次の2点です。

①開始早々に先制点を奪われたにも関わらず、ゲームを自分たちのペースに引き寄せたこと。

②交代で入ったメンバーが、初戦突破を引き寄せる活躍をみせてくれたこと。

その辺りの詳しい理由は、YouTube解説で後ほどお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。