YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

W杯開幕直前強化試合 カナダに惜敗 課題の中にも、多くの収穫!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨夜(11月17日)、サッカーW杯開幕直前強化試合として行われた日本対カナダ戦は、1-2となり、日本が勝利することは出来ませんでした。

あくまで、「強化試合」であり、大切なことは「この試合を本番に向けて、どのようにプラスにしていくか。」です。

まずは、試合を振り返ります。

日本の先発メンバーは、

GK 権田

DF 酒井、板倉、谷口、伊藤

MF 柴崎、田中、南野

FW 相馬、浅野、久保

4-3-3の布陣ですが、中盤の構成は、柴崎、田中のダルボランチに南野がトップ下となっており、4-2-3-1とも言えるフォーメーションになっています。

ここで、一つ注目したのは、右利きの相馬が右FWに入り、左利きの久保が左FWに入っていたことです。

また、故障明けのFW浅野、DF板倉のプレーぶりにも注目しました。

対するカナダは、3-5-2の布陣です。

試合は、立ち上がりから日本は「落ち着いた入り」を見せ、前半9分には、久しぶりの先発で、この日ゲームキャプテンを務めたMF柴崎からのスルーパスに抜け出したのは、FW相馬。後方からの浮き球のパスにうまく足を出し、1タッチシュート。見事な先制点となりました。

その後は、「ほぼ五分五分」の展開で前半を終了します。

ハーフタイムに日本は3枚の交代カードを切りました。

浅野→上田、酒井→山根、久保→堂安の3枚替えです。

後半も「ほぼ五分五分」の展開が続く中で、後半22分には、板倉→長友、田中→鎌田の2枚替え。この交代で鎌田がどのポジションに入るかに注目したところ、鎌田はそのままボランチのポジションに入りました。

また、長友が左サイドのDFに入り、伊藤がセンターバックにポジションを移します。

さらに、後半40分、最後のカードを切ります。南野→吉田。この交代でフォーメーションを3バックに移行しました。

「前の枚数を増やして、勝ち越し点を取りに行く」という采配でしたが、後半アディショナルタイム、DF山根がペナルティーエリア内でファール。PKをカナダに決められて、1-2の敗戦となりました。

まずは、課題です。

① セットプレー

② 時間帯の集中力

これは、いずれも失点シーンを言っているわけですが、十分に修正が可能な課題です。

次に収穫です。

① コンディションが心配されたケガ明けの選手の安定したプレー

浅野、板倉ともに、十分に本番でもプレーできることを証明するプレーぶりでした。

② このチームでの経験の浅い選手や久しぶりにプレーする選手の経験値のアップ

相馬、伊藤、上田、山根など比較的このチームでのプレー回数が少なかった選手たちが、45分間以上ピッチに立ち、まずまずのプレーをしてくれました。

また、しばらく先発から遠ざかっていた柴崎にも「復調」を感じます。

③ 様々な選手の配置をテスト

前述した左右のFW配置、鎌田のボランチ起用、3バックの布陣など、本番での様々な試合状況を想定した選手起用を行い、それぞれに、まずまずの手ごたえを得られる内容でした。

いよいよ、W杯カタール大会、初戦のドイツ戦まであと6日。

ケガ明けの浅野、板倉同様に、現在コンディションが万全でない遠藤、冨安、守田、三苫なども、この6日間で復調してくれることを信じて。

そして、森保監督の手腕を信じて、開幕の時を待ちましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。