どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「正代 大関陥落 在位13場所」
「力なく 土俵際粘れず」
熊本県出身の大関・正代が、大相撲九州場所の13日目で、小結・玉鷲に「おしだし」で敗れ、5勝8敗と負け越しが決まり、大関から陥落することが決まったことを伝える地元紙・熊本日日新聞スポーツ欄の見出しです。
以来、13場所目の大関としての土俵でしたが、自身5度目の「カド番脱出」はならず、来場所は、関脇として土俵に上がることになりました。
以前のブログでもお話ししましたが、私は大の「相撲ファン」でもあり、今場所も正代のすべての取り組みをテレビ観戦。
毎日応援して来ましたが、残念な結果となってしまいました。
正代が初優勝を飾った令和2年秋場所の千秋楽、翔猿との一番は、自宅のリビングの前で、正座をして応援。正代の勝利の瞬間は、思わずガッツポーズ。
すぐにスパークリングワインの栓を抜き、一人で「勝利の美酒」に酔いしれました。
大関昇進後は、足首のケガで土俵人生初の休場を経験したり、4度の「カド番場所」を迎えたりして、苦しい土俵が続いていたのですが、ついに5度目の「カド番」を乗り越えることは出来ず、「大関陥落」となりました。
正代の魅力は、何と言っても「正直さがにじみ出る関取」というところです。
感情を表に表さないことが美徳とされる角界の力士の中で、正代からは、その時々の感情が、無意識のうちに漏れ伝わってきます。
勝負所で勝利した時のあの何とも言えない嬉しそうな笑顔は、何物にも変えがたい魅力です。
夏の出張で両国国技館を訪れたときに購入してきた「正代関の手形入りサイン色紙」は、今も私の目の前に飾られています。
「勝負の世界」で生きるからには、「勝つ日」もあれば、「負ける日」もあります。
そして、「次の場所で10勝以上をあげれば、大関復帰」というルールもあります。
そこへつなげるためにも、まずは、今日の関脇・御嶽海戦に全力を出し切り、来場所につなげていってほしいと思います。
正代関が土俵に上がる限り、応援し続けます!
顔晴れ(がんばれ)!正代!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。