YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

はるな愛さんのお話を聞いてきました!~性的指向・性自認に関するシンポジウム~(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

それとあと一つ、LGBT教育アドバイザーとしても活動しています。

「みなさん、こんにちは。はるな愛です。12歳です。

 12歳って、一番きらめいている時ですよねー。だから、私は、『永遠の12歳』なんです。

 ただ、生まれたのは1972年。今年で『50カラット』になります!

 年を重ねるごとに、輝きを増してきて、今年で『50カラット』!

 会場を見渡すと…

 今日は、私より輝いてる方が、いっぱいいらっしゃいますねー。」

という軽快なはるな愛さんのトークで始まったのは、熊本県が主催して、11月27日に行われた「性的指向性自認に関するシンポジウム」です。

開会前に主催者から、

「本来は、『写真やビデオの撮影は禁止』となっていましたが、先ほど楽屋で、はるな愛さんとお話ししたところ、『写真・ビデオの撮影OK』と言っていただきました。ただし、一つ条件があるということです。それは、『撮影したら、SNS等でばりばり拡散すること!』だそうです。」

と説明がありましたので、条件を守り、今日は、はるな愛さんが話されたことをお伝えしますね。

ステージで軽快なトークをするタレント・はるな愛さん

タレント・はるな愛さんの本名は、大西賢示(おおにしけんじ)さん。1972年、大阪で生物学的には、「男の子」として産まれました。

物心ついた頃から、お人形遊びやおままごと、フリフリの洋服が大好きで、幼稚園の頃に遊ぶお友達も全員女の子。

一緒に、お着換えしたりするときも、「何で自分にだけ、おちんちんがついてるのだろう?」と不思議に思い、「でも、そのうち小さくなってなくなるんだ。」と思っていたそうです。

お人形などのおもちゃを欲しがると、父親からは、いつも「男の子のくせに!」と叱られていたということで、おもちゃをおねだりする相手は、近所に住まわれていたおじいちゃんとおばあちゃん。おじいちゃん、おばあちゃんは、いつも「いいよ。」と笑顔で買ってくれます。

さて、小学校への入学が近づき、「ランドセル、買ってあげる。」と言われたので、「おばあちゃんと行く!」と言って、近所のスーパーへ。

そこで、「はい、けんちゃん。」と渡されたのは、「真っ黒なランドセル」。「なんで!」とショックを受けたけれど、声には出せませんでした。

そして、小学校へ入学。

低学年の頃は、「着替え」なども、教室で男女一緒なのですが、高学年になると、男女で「区別」が始まります。

体重測定では、「男子の前で…」がどうしても嫌で、いつも「お腹が痛いので、トイレに行って来ます。」と言って抜け出し、時間をあけて戻ります。すると、先生が「大西、男子の一番後ろに並べ。」と言ってくれるのです。その次は女子なので、これでホッとするわけです。

水泳の授業もすべて「体調が悪いので…」と見学。ホントは、みんなと一緒に泳ぎたかったけど、男子の水着で泳ぐのがどうしても嫌で、我慢をしたそうです。

そうして、中学校に進学すると…

この続きは、次のブログでお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。