どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
それとあと一つ、LGBT教育アドバイザーとしても活動しています。
「みなさん、こんにちは。はるな愛です。12歳です。
12歳って、一番きらめいている時ですよねー。だから、私は、『永遠の12歳』なんです。
ただ、生まれたのは1972年。今年で『50カラット』になります!
年を重ねるごとに、輝きを増してきて、今年で『50カラット』!
会場を見渡すと…
今日は、私より輝いてる方が、いっぱいいらっしゃいますねー。」
という軽快なはるな愛さんのトークで始まったのは、熊本県が主催して、11月27日に行われた「性的指向・性自認に関するシンポジウム」です。
開会前に主催者から、
「本来は、『写真やビデオの撮影は禁止』となっていましたが、先ほど楽屋で、はるな愛さんとお話ししたところ、『写真・ビデオの撮影OK』と言っていただきました。ただし、一つ条件があるということです。それは、『撮影したら、SNS等でばりばり拡散すること!』だそうです。」
と説明がありましたので、条件を守り、今日は、はるな愛さんが話されたことをお伝えしますね。
タレント・はるな愛さんの本名は、大西賢示(おおにしけんじ)さん。1972年、大阪で生物学的には、「男の子」として産まれました。
物心ついた頃から、お人形遊びやおままごと、フリフリの洋服が大好きで、幼稚園の頃に遊ぶお友達も全員女の子。
一緒に、お着換えしたりするときも、「何で自分にだけ、おちんちんがついてるのだろう?」と不思議に思い、「でも、そのうち小さくなってなくなるんだ。」と思っていたそうです。
お人形などのおもちゃを欲しがると、父親からは、いつも「男の子のくせに!」と叱られていたということで、おもちゃをおねだりする相手は、近所に住まわれていたおじいちゃんとおばあちゃん。おじいちゃん、おばあちゃんは、いつも「いいよ。」と笑顔で買ってくれます。
さて、小学校への入学が近づき、「ランドセル、買ってあげる。」と言われたので、「おばあちゃんと行く!」と言って、近所のスーパーへ。
そこで、「はい、けんちゃん。」と渡されたのは、「真っ黒なランドセル」。「なんで!」とショックを受けたけれど、声には出せませんでした。
そして、小学校へ入学。
低学年の頃は、「着替え」なども、教室で男女一緒なのですが、高学年になると、男女で「区別」が始まります。
体重測定では、「男子の前で…」がどうしても嫌で、いつも「お腹が痛いので、トイレに行って来ます。」と言って抜け出し、時間をあけて戻ります。すると、先生が「大西、男子の一番後ろに並べ。」と言ってくれるのです。その次は女子なので、これでホッとするわけです。
水泳の授業もすべて「体調が悪いので…」と見学。ホントは、みんなと一緒に泳ぎたかったけど、男子の水着で泳ぐのがどうしても嫌で、我慢をしたそうです。
そうして、中学校に進学すると…
この続きは、次のブログでお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。