どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
カタールW杯準決勝・アルゼンチン対クロアチア戦は、3-0でアルゼンチンが完勝。
メッシが1ゴール、1アシストの大活躍をみせて「やっぱりメッシ!」というプレーを世界中のサッカーファンにみせつけました。
今日は、この試合を振り返ります。
クロアチアは、中盤を逆三角形にした4-3-3。中盤にブロソビッチ(インテル)、コバチッチ(チェルシー)、モドリッチ(レアルマドリード)という世界的なMFをすえたいつも通りの布陣です。
対するアルゼンチンは、オランダ戦での3バックから4バックに変更。
4-4-2の布陣とし、前線にはメッシ(パリサンジェルマン)、アルバレス(マンチェスターシティ)の2トップを配しています。
前半30分までは、どちらもしっかりとボールを保持しながら攻撃のチャンスをうかがうという「固い試合」で進みました。
ゲームが動いたのは、前半33分でした。後方からのロングパスに抜け出したのはアルゼンチンのFWアルバレス。これを防ごうと飛び出したクロアチアのGKリバコビッチのプレーがファールとなり、アルゼンチンにPKが与えられます。
このPKを蹴るのはもちろんメッシ。
守るは、今大会で度々PKを阻止してきたGKリバコビッチでしたが、メッシのシュートはGKの手が絶対に届かない「ゴール右上」に突き刺さりました。
続く前半29分には、アルゼンチンのFWアルバレスが約50mのドリブルからそのままゴールを決めて追加点を奪います。
前半は、2-0でアルゼンチンがリードして終わりました。
ハーフタイムにクロアチアのベンチが動いて2枚替え。
さらに、後半5分には、FWペトコビッチを投入して4-2-3-1の布陣とし、攻撃に出ます。
対するアルゼンチンも後半17分に、DFリサンドロ・マルティネスを投入して3-5-2に布陣を変更。クロアチアの攻撃に対応します。
そんな後半24分、アルゼンチンは、メッシが右サイドを得意のドリブルで切り崩し、最後はアルバレスが落ち着いてシュートをを決めて、「勝負あり」としました。
「やっぱりメッシ!」という試合で準決勝を突破したアルゼンチン。
これで、「アルゼンチン優勝!」、「やっぱりメッシ!というW杯になる。」という可能性がぐっとアップしてきたと感じています。
理由は、二つあります。
一つ目は、もちろん「アルゼンチンには、メッシがいる。」という点です。これは、説明不要でしょう。
二つ目は、「しり上がりにチーム状態が上がってきている。」ということです。
あなたは、アルゼンチンの今大会初戦を覚えていますか?
そうです。アルゼンチンは「初戦・サウジアラビア戦、黒星発進」だったのです。
しかし、W杯の歴史をたどると「初戦黒星で最後に優勝」という例は数多くあるのです。
さて、アルゼンチンと決勝で戦うのは、前回優勝のフランスか?それとも、今大会のダークホースとなっているモロッコか?
この試合も見逃せません!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。