YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

千原台高校 2学期終業式 「校長講話」を全文公開!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(12月23日)、千原台高校は2学期の最終日を迎え、「大掃除」、「表彰式」、「終業式」を行いました。

今日のブログでは、この一日を振り返り、「終業式」で私が生徒に話した「校長講話」の全文を公開します。よろしくお付き合いください。

まずは、「大掃除」。日頃は15分の掃除時間を40分に延長して行いました。

校長室、応接室担当の6名の生徒たちは、日頃は出来ない「窓ふき」に取り組み、窓までピカピカに磨き上げてくれました。新しい年を迎える準備万端です。

「表彰式」、「終業式」は、オンラインでの開催としました。以前は、全校生徒が体育館に一堂に会して行っていましたが、「コロナ感染拡大防止」の観点から、今ではほとんどの学校がオンラインで行っています。

「表彰式」では、熊本県大会で見事に優勝を飾った男子ハンドボール部と女子ハンドボール部、熊本県高校駅伝大会で2位となり、4区の区間賞も受賞した女子陸上部、九州大会の男子学校対抗で優勝した自転車競技部の表彰を行いました。

引き続き「終業式」に入ります。

私が全校生徒に向けて話した「校長講話」は、以下の通りです。

[令和4年度 2学期終業式 校長講話]

 今日で2学期が終わります。2学期は、3つの学期の中で一番長い学期です。また、「2学期は行事の学期」とも言われています。今年の2学期は、コロナのせいでこの2年間中止を余儀なくされていた行事を実施することが出来ました。1・2年生は修学旅行に出かけ、千原台マーケットも3年ぶりに実施することが出来ました。

 昨日は、クラスマッチもフルメニューで実施することが出来ましたし、情報科の皆さんは午後からは「千原台マーケット報告会」も実施してくれました。

 こういったすべての場面で、千原台高校のモットーである「一生懸命はカッコイイ」を体現する姿がみられて、大変うれしく思います。

  さて、先ほど数多くの表彰をさせてもらったように、この2学期も文化面、スポーツ面での皆さんの活躍ぶりは、素晴らしいものでした。あらためて、表彰を受けられた皆さんの日頃の努力の積み重ねに対して、心からの拍手を送りたいと思います。

 先日この場で「壮行会」も行いましたが、明日の24日(土)には、弓道部が、全国高校弓道選抜大会に出場します。私も、学校を代表して応援に行きたいと思っています。

 また、この2学期には部活動等以外にも、様々なプロジェクトに参加して活躍してくれた人たちがたくさんいました。

 「大西市長とのマニフェスト検証会」や「ゴーグリーンプロジェクト」という観光について考えるイベントでは、千原台高校の生徒たちがステージに上がり、堂々と自分たちの考えを発表してくれる姿を目にして、とても頼もしく感じましたし、大西熊本市長や木村熊本県副知事からも千原台高校の生徒たちのすばらしさにお褒めの言葉をいただきました。

 先日、全校生徒が参加して行われた「校則見直しワークショップ」で、講師の高橋さんも話されましたが、私は、皆さんの力で千原台高校をさらに「魅力的な高校」にしていき、「日本一の高校」になってほしいと思っています。

 そのためには、すべての生徒の皆さんが学校で行われる様々な活動に「自分事」として取り組んでくれることが必要です。

 さらに、進んで様々な活動に取り組んでくれる生徒が多くなることを楽しみにしています。

 明日から約2週間の冬休みが始まります。そこで、まず、皆さんに冬休みの合言葉を示します。

 それは、

 千原台 「いのち」を守る 冬休み

 です。これは、夏休みの合言葉とほとんど同じです。「夏休み」が「冬休み」に変わっただけです。その理由は、このような長期休みにもっとも大切に考えてほしいことが「いのちを守る」ということだからです。

 この「いのち」には、二つの意味があります。

一つ目は、「生命」。絶対に死んでしまってはいけないということです。二つ目は「心のいのち」です。では、千原台の「心のいのち」とは、何でしょうか。それは、「一生懸命はカッコイイ」という言葉です。

まず、一つ目の「生命」を守る話をします。私が一番心配しているのは「自転車運転中の事故」です。2学期中にも自転車の乗り方について、地域の方々から残念なご指摘をいただいたこともありました。

冬休み中にも部活動等で自転車を運転し、遅れそうになって慌てることがあるかもしれません。このようなときに事故の危険が迫っています。「出かけるときには、時間に余裕を持って出かける。」、「坂道では、スピードの出しすぎに注意をし、早めのブレーキでスリップ事故を防止する。」、「交差点では、確実に一旦停止を行い、絶対に飛び出さない。」、「自転車の整備点検を行い、常にブレーキ等が正常に作動するようにしておく。」等具体的な行動をして、安全運転を心がけてください。

もう一つの「いのち」、「一生懸命はカッコいい」についてです。この言葉は、学校生活だけではなくて、家庭生活の中でも同じです。年末には、各家庭で「大掃除」などが行われることだと思います。家族の方が家事に励まれているときに自分だけ遊びまわったり、だらだらしているのと、自分から家族の一員として進んで大掃除等に取り組むのは、どちらが「カッコいい」ですか。当然、進んで取り組むほうですね。

 千原台 「いのち」を守る 冬休み

1月10日の始業式では、また、笑顔で会いましょう。

これで、私からの話を終わります。

 

「校長講話」で話した通り、始業式に笑顔の生徒たちと再会できることが楽しみです!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一にtが、あなたにとって素敵な一日になりますように。