YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「脳に悪い7つの習慣」(林成之著:幻冬舎新書)に学ぶ

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

「脳に悪い7つの習慣」(林成之著:幻冬舎新書)に学ぶ

久しぶりに最近読んだ本から学んだことをお話しします。

著者の林成之氏は、1993年に日本大学医学部板橋病院救急救命センター長に就任した医師であり、脳医学の専門家です。2008年の北京オリンピック競泳日本代表チームに招かれて、「勝つための脳」=勝負脳の講義をし、チームのメダル獲得に貢献しました。

この本の要旨について、著者は次のように書いています。

「脳は、気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。この事実を知らないばかりに脳力を後退させるのはもったいない。脳に悪い習慣とは、①『興味がない』と物事を避けることが多い、②『嫌だ』『疲れた』とグチを言う、③言われたことをコツコツやる、④常に効率を考えている、⑤やりたくないのに我慢して勉強する、⑥スポーツや絵などの趣味がない、⑦めったに人をほめない、の7つ。これをやめるだけで頭の働きが倍増する。」(裏表紙文より引用)

①~⑦の中には、「確かに!」と思えるものもありますが、世間一般では、「良いこと」と捉えられているものもありますよね。

③言われたことをことをコツコツやる、④常に効率を考えている、⑤やりたくないのに我慢して勉強する、などは教育の世界でも「良いこと」として子どもたちに伝えてきました。

それが、なぜ、脳に悪い習慣なのかを本書では分かりやすく解説しています。

興味がある方は、ぜひとも本書を手にとって読んでみることをおススメします。

脳に悪い7つの習慣 林成之著(幻冬舎新書

本書の第1章で、著者は次のように述べています。

「脳神経がもつ本能は、たったの3つです。『生きたい』、『知りたい』、『仲間になりたい』ーこれは、脳の中で周囲の細胞同士がつながりあい、情報処理を存在意義として成り立っていることを考えれば、よくわかります。」(本書20ページより引用)

私も脳には、この3つの本能があることを意識して、その脳神経がもつ本能に従いながら生活していこうと思いました。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。