YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

大津 決勝進出への向けて、東山(京都)と国立決戦!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

第101回全国高校サッカー選手権大会でベスト4に進出している大津高校は、今日(1月7日)、国立競技場で京都府代表の東山高校と対戦します。

私は、苦しい試合にはなるものの最終的には大津が勝利すると予想しています。

今日のブログでは、「大津の勝利」と私が予想する理由をお話しします。

その理由とは、次の3つです。

① 堅い守備

② 多彩な攻撃

③ 経験値

この3つの要因について解説していきます。

① 堅い守備

昨年度の選手権準優勝、プレミアリーグでの活躍などここ最近の大津が実績を残してきている最大の要因は、「堅い守備」にあると思っています。

今年の選手権でも、熊本県大会では無失点。全国大会に入っても、初戦の浜松開誠館戦での1失点のみ。

高校世代最高峰のリーグ戦である「プレミアリーグ」でも、22試合中10試合で失点1以内に抑えています。

GK西、センターバッグの野田、碇は、いずれも身長180cm台の「高さ」もあり、安定感抜群です。

チーム全体の攻撃から守備への切り替えも早く、準決勝でも「複数失点」することはないと予想します。

② 多彩な攻撃

今年の大津の特徴の一つが、この「多彩な攻撃」です。

もちろん、「ボールをしっかりとつなぎながら相手の守備陣を崩す」という攻撃も出来ますが、それだけではなく、「両サイドから個人で仕掛けられるタレントがいる」というのが、今年の大津の大きな強みになっています。

先発で起用されている田原、香山の両サイドMF、ジョーカーとして必ず途中出場してくるMF岩崎、中馬などのサイドMFに起用される選手たちは、それぞれに個性的で、いずれも「自分のリズムで仕掛ける」ことが出来る選手たちです。

「パスワークで崩すサッカー」は、美しくて魅力的ですが、それだけでは得点を奪えないのが現代サッカー。「個人で仕掛けられる選手」がいることは大津の大きな強みです。

さらに、191cmの小林、186cmの碇など「高さ」も備えています。

これは、試合が膠着した時の最終手段として「パワープレー」を仕掛けることも出来ます。

この多彩さは、大きなアドバンテージです。

③ 経験値

これは、言うまでもなくベスト4の4チームの中で、大津がダントツです。

まず、一つ目は「昨年度の大会で国立を経験している」という点。

あと一つは、「1シーズンを通してプレミアリーグを経験している」という点です。

今回ベスト4に勝ち進んでいるのは、いずれも西日本のチームですが、この中で「プレミアリーグ(ウエスト)」で戦ったのは大津のみ。Jリーグのユースチームを含む全国のトップレベルのチームと年間22試合を戦ってきた経験値はとても大きなものがあります。

それが現れたのが、苦戦の末に勝利した初戦の浜松開誠館戦でした。前半をリードされて終わっても焦ることなく戦えたのは、

プレミアリーグでも多くの逆転勝ちをしてきた。」

という経験があったからこそです。

GKを中心に堅い守備を誇る東山との対戦ですので、簡単な試合にはならないとは思いますが、以上の理由から私は「大津の勝利」を予想します。

私の予想が当たることを信じて、大津高校を応援しましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。