どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「2023年度県公立高入試の前期(特色)選抜の願書受付が13日、全日制41校の142学科・コースで始まった。17日まで。」
今日(1月14日)発行の地元紙・熊本日日新聞、社会面の記事の一文です。
千原台高校もここに書かれている全日制41校に含まれています。本校では2023年度に新設する「健康スポーツ探究科」と「情報ビジネス探究科」の2学科において、入学願書の受付を始めました。
私は、千原台高校の校長に着任して3年目になりますが、毎年、この日は「落ち着けない一日」となっています。
それは、なぜか?…
現在、多くの公立高校を悩ませているのが、「定員割れ」という現状です。
熊本県で言えば、この問題を意識しなくて済むのは、熊本市中央部に位置するいわゆる「進学校」と言われる高校くらいです。熊本市内の歴史と伝統のある公立高校でも「工業」、「農業」、「商業」の学科を有するいわゆる「実業高校」と言われる学校や立地が「中央区以外」という学校では、すでにいずれかの学科・コースで前期出願時点での「定員割れ」を経験しています。
千原台高校ももちろんその一つです。一昨年度まで、4年連続で最終的な「定員割れ」が続き、今年度の入学者がようやく5年ぶりに「定員充足」の状態で新年度を迎えてくれました。
この「定員割れ」が、千原台高校で「高校改革」に取り組まねばならない一つの大きな要因となっていたのです。
果たして、昨日の状況は…
受付開始時刻は、午前9時。8時半に「開場」です。
8時半前に、正面玄関を覗くと…
すでに、生徒の願書を持った4名の中学校の先生方がお待ちでした。この様子をみて、ホッと一息。
9時に受付を開始すると…
その後も、各中学校の先生方に続々とお越しいただき、午後1時半過ぎまで「受付待ち」の状態が続きました。
途中は、かなり長時間お待たせすることになってしまい申し訳なく思っています。
初日の「受付終了時刻」は午後4時。
気になる受付人数は…
はっきりした人数をここでお話しすることは出来ませんが、まずは、初日を終えてホッと一息つくことが出来ました。
週明けから、17日(火)まで願書の受付は続きます。
最後まで緊張感をもって臨みたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。