YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

千原台高校 「前期(特色)選抜」の倍率が確定!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のブログのタイトルは、

千原台高校 前期選抜の倍率が確定!(前編)

です。

以前のブログで、前期選抜の願書を受け付けている様子についてはお話ししました。

一昨日(1月17日)をもって「願書受付期間」が終了し、受付人数が確定しましたので、今日はこの話題をお話しします。

今年度の千原台高校の「前期(特色)選抜の出願状況」は以下の通りです。

健康スポーツ探究科(定員40名) 前期募集定員28名に対して出願者46名 倍率1.6倍

情報ビジネス探究科(定員120名) 前期募集定員72名に対して出願者144名 倍率2.0倍

全体(定員160名) 前期募集定員100名に対して出願者190名 倍率1.9倍

この数字をみていただいても、関係者ではない方々にはその意味の理解が難しいと思いますので、ここでは次の3つのポイントを説明します。

一つ目は「前期(特色)選抜と後期選抜の違い」。二つ目は「昨年度と今年度の千原台高校前期選抜の変更点」。そして最後に「この出願者数は、千原台高校にとってどういう結果だったのか?」という一番大切なことをお話しします。

まずは、一つ目です。熊本県の公立高校では、2回の受検のチャンスが設けられています。「前期(特色)選抜」と「後期選抜」です。

「前期選抜」は「(特色)選抜」とされている通りに、「生徒の特色を選考の基準とする」というのが特徴です。この制度がスタートした当初は、すべての高校・学科・コースで行われていたのですが、現在は「普通科・普通コース」では、前期選抜は行われていません。

「前期選抜」と「後期選抜」の大きな違いは、「後期選抜」では、必ず「学科試験(国社数理英の5教科)」が行われるのに対して、「前期選抜」ではほとんどの学校で「学科試験」は実施していないということです。(一部の学校で独自の学科試験もあり)

千原台高校でも、試験当日に実施するのは、「健康スポーツ探究科」は、面接と実技。「情報ビジネス探究科」は、面接のみです。この結果と出身中学校から送られてくる「調査著」の内容で合否の判定を行います。

次に、「昨年度と今年度の千原台高校前期選抜の変更点」についてです。

今年度変わったのは、「前期募集定員の募集定員に占める割合」です。

昨年度までは「50%」だったものを今年度は、「健康スポーツ探究科」が「70%」、「情報ビジネス探究科」が「60%」といずれも引き上げています。

これは、「高校改革」によって、「学校の特色」をより強く打ち出している千原台高校にとっては、とてもありがたい変更です。

なぜなら、「千原台高校の特色(スクールポリシー)」に適した生徒たちが入学してくれる可能性が高まるからです。

いよいよ、もっとも肝心な「この出願者数は、千原台高校にとってどういう結果だったのか?」という点ですが…

これについては、明日の(後編)でお話しします!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。