YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

熊本県教員蹴友会総会 3年ぶりに開催! 50周年記念歴代監督表彰も…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

熊本県教員蹴友会」とは、どんな組織か?

それは、サッカー天皇杯熊本県代表になったり、九州社会人サッカーリーグで戦ったりしている熊本県社会人サッカーチームの草分け的存在である「熊本県教員蹴友団(以下、熊本教員団)」を支えるOB会のことです。

昭和47年(1972年)に結成され、昨年、50周年を迎えた歴史のある団体です。

ほとんどの選手が熊本県内の教員として働きながら、県内トップレベルの社会人サッカーチームとして活躍している熊本教員団。

遠征などの費用の多くも「部費」という形で、選手自らがお金を払い、身銭を切って活動しています。そんな彼らを少しでも援助したいという目的で発足しました。

創立50年を超える組織ですので、当然、私が熊本教員団に入団した35年前にもこの会は行われていて、選手時代、監督時代には、数多くの先輩方にお世話になってきました。

ですから、選手、監督を引退しても、この会には毎年出席するようにしています。

ただ、残念ながらこの2年間はコロナの影響で「中止」となっており、昨日(1月28日)が3年ぶりの開催となりました。

3年ぶりに開催される中で、感じたことを三つお話しします。

一つ目の感想は、「出席者の中で最高齢の先輩方と自分の年齢が近づいてきたなあ。」ということです。毎年、この会に参加していて「サッカーをしていた先輩方はいつまでもお元気だなあ」ということを強く感じていたのですが…

そのような先輩方の多くが、今回はご欠席。今回の最高齢の先輩は、私が入団した時の監督さんでした。自分がいかに年を重ねてきたかを痛感します。

二つ目は、「熊本教員団が2022年の九州リーグで9位に終わり、今シーズンは熊本県1部リーグに降格。ぜひとも1年で九州リーグに復帰してほしい!」ということです。

2022年シーズンは、長年チームの指揮をとってきた青木監督が総監督となり、鈴木田新監督体制の1年目でした。鈴木田くんは、現在37歳。まだまだ体も動くということで、「選手兼監督」という形で戦ったのですが…

結果は、残念ながら10チーム中9位に終わり、「降格」となってしまいました。

実は、私が監督に就任した年も九州リーグにいたのですが、その年の成績は10位。最下位に終わり、1年で熊本県1部リーグに降格したという経験をしています。なので、鈴木田監督の胸の内が痛いほどわかります。

「現役挨拶」の中で、彼は、

「2023年のシーズンは、選手を引退し、監督に専念して、必ず1年でチームを九州リーグに復帰させます!」

と力強く語ってくれました。皆さんからの応援もお願いします!

三つ目は、「歴代監督表彰ということで『感謝状』をいただき感激した」ということです。

司会の方から、「監督時代の一番の思い出を一言だけお願いします。」と振られて、私が話したのは…

「私の監督時代の一番の思い出は、熊本県リーグから九州リーグ復帰を決めた試合です。最後の試合では、私が高校生だった頃に教師となり、教員団の一員となられた大ベテランの先生を途中起用して、何とか勝利を収めました。この試合の感激は一生忘れないと思います。」

という話です。

先ほど話したように、私の監督1年目は九州リーグで最下位という申し訳ない成績で終わってしまいました。それから、3シーズン目。ようやく九州リーグへの復帰を果たした試合の思い出です。

鈴木田現監督にも、必ずこんな日が来るはずです。

歴代監督表彰でいただいた感謝状の盾 監督時代に熊本教員団のユニフォームカラーだった青色がベースになっている

これからも熊本教員団を応援していきたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。