YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ミナミ流・ウィルパワー(判断力)の賢い使い方!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

1月24日に更新したブログ「千原台高校 前期(特色)選抜入試 本番に向けて準備万端!」に次のように書きました。

ほぼ完璧な状態で準備できていたのですが、私が唯一、修正を指示したのは「面接控室」についてでした。

修正したのは、二か所です。

一つ目は、「控室の椅子の数」です。控室として使う部屋のほとんどは、商業実習室、音楽室、国際交流室などの「特別教室」なので、長机が配置されています。長机の位置はいつもと変えてあったのですが、椅子の数が人数分より多く置かれていました。(3人用の長机なので、椅子が3脚ずつ配置してあり、実際にそこに座るのは2人という状態)

そこで、椅子の数を人数に合わせるように指示をしました。

あと一つは、控室の「席次表」です。実際には、長机に2人ずつ座るのに、1人ずつ座るような表示になっていたので、受験番号が書かれた「セル」をつなげて、長机に2人が座ることが一目でわかるような「席次表」にするように指示をしました。

私が、なぜ、そのような細かいことにこだわったのか?

それは、「受験する生徒の皆さんの『判断力』を受験だけに注いでもらう環境」を作りたかったからです。

「判断力」の使い方については、また、いつかこのブログで私の考えをお話ししますね。

ということで、今日のブログでは「判断力(以下、ウィルパワー)」についての私の考え方と実践をお話しします。

いつもお話ししているように「校長」としての仕事の多くを占めるのは、「様々な判断」をすることです。

判断するのは当然「脳」の働きであり、この判断を司るエネルギーのことを「ウィルパワー」と呼びます。

脳科学の所見によると「人が一日に発揮できる『ウィルパワー』の総量は決まっている」そうなのです。

そこで、仕事の重要な場面で「ウィルパワー」を発揮するためには、その他の場面の「ウィルパワー」を温存しておく必要があります。

「ウィルパワー」は、仕事上での重要な判断だけでなく、日常生活の中での小さな判断でも同じように消費していきます。

そこで、あなたは朝起きてから出勤して仕事を始めるまでに、どんな場面で「ウィルパワー」を使っていますか?振り返ってみてください。

その一つに、「今日着ていく服を決める」という「判断」があることだと思います。

この「今日着ていく服を決める」という「ウィルパワー」の消耗を減らすようにしていた有名人がいます。

それは…

アップルの創始者であるスティーブ・ジョブズです。

ご存じの通り、スティーブ・ジョブズは常に黒いタートルネックとブルージーンズで仕事場に向かっていたと言われています。

この考え方を取り入れて、「常に同じ服装で仕事をする」という実業家も数多くいます。

しかし、私の場合、これをそのまま取り入れることには抵抗があります。

それは、「おしゃれは私の大きな楽しみの一つ」という面があるからです。

私は、中学生の頃に「ファッション」に目覚め、高校時代、大学時代、そして、社会人になってからも「新しい洋服を買うこと」は、大きな「楽しみ」の一つとしてきました。

「自分の大好きなことを何かのために犠牲にする」ということは、これまた脳科学の見地からも脳の働きをマイナスの方向に動かしてしまいます。

では、「朝のウィルパワー」を温存しつつ、「おしゃれを楽しむ」ためには、どんな実践をすれば良いのか?

私の実践とは…

次の(後編)でお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。