YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

卒業式前日… 「同窓会入会式」がありました!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日(3月1日)、熊本県内の多くの高校で一斉に卒業式が行われます。その様子については明日のブログでお話しするつもりです。

ということで、昨日は卒業式の前日。千原台高校では、毎年、この日に必ず三つのことを行っています。

「表彰式」「同窓会入会式」「卒業式予行練習」の三つです。

はいじめに行った「表彰式」では、この3年間の高校生活で成果を残した卒業生を「商業研究会の活動」「運動部活動」「文化部活動」「校外活動」「校内活動」の分野別に表彰しました。

今年も数多くの生徒たちが大会やコンクールでたびたび素晴らしい成績を納めてくれて、これまでにも何度も「表彰式」を行ってきましたが、これまでの「表彰式」と昨日の「表彰式」には、二つの違いがありました。

一つは「オンラインではなく、対面で体育館に全校生徒、全教職員が集合して行えた」という点です。しかも、会場は卒業式に向けて椅子なども準備されており、最高の舞台で「表彰式」が出来ました。

二つ目は、「ここで表彰された生徒は、全員、なんらかの活動を継続的に行った成果を称えれるものだった」ということです。

もちろん大会で優勝したり、素晴らしい成績を納めることは賞賛に値します。ただ、それは、誰にでも出来ることではありません。

一方、昨日、表彰を受けた生徒の中には「生徒会活動で顕著な貢献をした」「保健委員会活動で…」「図書委員会の活動で…」などの生徒も含まれていました。

自分に与えられた役割をこつこつと実践することが称えられる素晴らしい機会でした。

続いて「同窓会入会式」が行われました。

「同窓会長挨拶」の次が「校長挨拶」です。私は次のように挨拶しました。

「本日はこのような会を催していただき、同窓会長様をはじめとする同窓会役員の皆様に心よりお礼申し上げます。

 さて、3年生の皆さん、皆さんも明日の卒業式を終えると『千原台高校の同窓生』の一員となります。千原台高校の同窓会は『熊城会(ゆうじょうかい)』という名前で活動されています。

『熊城会』の会員の皆さんの中には、様々な分野で活躍されている多くの先輩方がおられます。

 スポーツ界では、東京オリンピック男子ハンドボール日本代表として活躍された岩下祐太選手。記憶に新しいところでは、箱根駅伝で1区の先頭を引っ張った新田颯選手。

 スポーツ界だけではありません。あと一人皆さんに紹介したいのは、映像クリエイターとして活躍しておられる瀬戸口さんです。瀬戸口さんは、千原台高校を卒業後一度就職されたのですか、『大好きな映像づくりの仕事をしたい!』という思いで独学を重ね、ついに、会社をやめて起業し、今は「映像づくりの会社の社長」として活躍されている22歳の先輩です。

 私が瀬戸口さんとお会いしたのは、瀬戸口さんが今年度、本校の生徒たちに映像づくりのアドバイスをするために講師役を務めてくれたときでした。

 皆さん全員がオリンピック選手や箱根駅伝のランナーになることは出来ませんが、瀬戸口さんのようになんらかの形で後輩たちの力になってもらえることはできるのではないかと思います。

 そこで、来年度から新しいシステムをスタートさせます。それは『千原台高校サポーターズクラブ』です。卒業生の皆さんに『サポーターズクラブ』に登録してもらい、何か後輩たちのために手伝ってもらえそうなイベントをするときにメールで連絡し、お手伝いいただくというシステムです。熊本市に予算を請求し、若干の手当てなら出せる準備が整いました。

 明日の卒業式を終えると、189名の3年生の皆さんが新しい『熊城会』の会員となります。卒業後も後輩たちのことを、そして、千原台高校をよろしくお願いします。」

今日の卒業式を終えて、189名の人たちが新たな千原台高校の「サポーター」となってくれることを嬉しく思います!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。