どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今シーズン、開幕節では栃木SCと引き分け。第2節でホーム開幕戦となったブラウブリッツ秋田戦では0-1で敗戦と、まだ今季未勝利のロアッソ熊本が、明日(3月4日)、「今季初勝利」を目指して、ホームで大宮アルディージャとの一戦を迎えます。
今日のブログでは、この一戦の「展望」についてお話しします。
今日のコンテンツは、次の3つです。
①予想スタメン
②大宮アルディージャの特徴
③ロアッソ熊本が勝利するためのポイント
では、早速「①予想スタメン」から。
熊本の予想スタメンは、ほぼ前節と変わらないと予想します。ただ、左のFWには、出場停止が明けるはずの松岡が先発に復帰すると予想しています。
前節で先発した島村のプレーは素晴らしかったのですが、島村はベンチに置いておいて、試合途中に「ジョーカー」として投入できるプレースタイルだと感じました。
対する大宮も前節と同じスタメンで来ると予想しています。理由は、前節で、前半と後半の終了間際にゴールを奪うという「勢いの出る勝ち方」をしているからです。
大宮の注目選手は。FWアンジェロッティです。身長185cmの長身FW。24歳のブラジル人で典型的な「センターフォワードタイプ」の選手です。
②大宮アルディージャの特徴
昨シーズンの5月からチームの指揮を執る相馬監督が志向するのは、「タテに早いアグレッシブな攻撃をするサッカー」ということと「サイドからのクロス攻撃」です。
前節の金沢戦では、前半と後半にそれぞれ1ゴールを奪い、ホームで勝利しているのですが、その試合をみると、特に前半は「サイドからのアーリークロス」による攻撃を再三仕掛けていました。
③ロアッソ熊本が勝利するためのポイント
これは三つあります。
一つ目は「クロスの守備」です。「②大宮アルディージャの特徴」でも話したように大宮は「サイドからのクロス攻撃」をたびたび仕掛けてきます。前節の先制点もコーナーキックからのヘディングシュートでした。
対する熊本は、開幕節、第2節ともに、「クロスからのヘディングシュート」で失点しており、勝利をつかむためにはここの修正は必須です。
二つ目は、「相手陣内でプレーする」ということです。
前節の秋田戦では、トライアングル(三角形)をつくって熊本らしいテンポでボールをつなぐシーンもみられたものの、いかんせんその場所が、低い位置である事が多い印象でした。これでは、ゴールを奪う確率は高まりません。
相手が、前線からアグレッシブな守備でラインを上げて来るような場面では、ロングフィードでDFラインの裏を狙うことも必要になってくると考えます。
三つ目は、「先制点を奪う」ということです。開幕戦ではこれは出来たのですが、終盤に松岡選手へレッドカードが出たこともあり、「勝ち切る試合」が出来ませんでした。
大宮戦こそは、先制点を奪い「勝ち切る試合」をするという試合運びが求められます。
このテーマについては、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。