YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

シリーズ「校長の仕事」~校長会送別会編~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のブログのタイトルは、

シリーズ「校長の仕事」~校長会送別会編~

です。

昨夜(3月10日)行われた「熊本市内公立学校校長会送別会」の様子をお話しします。よろしくお付き合いください。

熊本市内公立学校校長会」とは、熊本市内にある県立高校、市立高校、県立の支援学校、市立の支援学校の校長が所属する会のことです。

私は3年前に中学校から高校へ異動となり、この会の一員となりました。様々な組織と同様にこの会でも、4月には「歓迎会」、12月には「忘年会」、3月には「送別会」を行っていたということですが、私が会員となった3年前の4月と言えば、コロナのための「全国一斉休校」の真っ只中。当然のごとく「歓迎会」は中止され…

その後も、毎年、開催の検討はされるものの「歓迎会」、「忘年会」、「送別会」ともに中止の決定のお知らせが届き続けました。

ですから、昨夜の「送別会」は会員歴3年目の私にとっては、「初参加」となりました。

先ほどお話ししたように、高校と支援学校の校長の会ですので、ほとんどの先生方が教諭時代を高校か支援学校で過ごされ、また、その中の一時期を指導主事等の役職で県の教育委員会などで過ごされた先生方です。

ですから、小学校で15年、中学校で12年の教諭生活を送ってきた私とは歩んできた道が違い、「元同勤」というような先生も一人もおられません。ですから、本来ならコミュニケーションを深める絶好の機会になるはずの「歓迎会」、「忘年会」、「送別会」などがすべて中止になってきたこの3年間をとても残念に感じていました。

そんな中で、昨夜の「送別会」には約20名の校長先生方が参加され、様々なお話をお聞きすることが出来ました。

この時期、校長同士が顔を合わせて、まず話題にのぼるのは…

「○○科の先生は見つかったね?」

「見つからんよ。」

という話です。

最近は、盛んにメディア等でも取り上げられていますが、「教育現場での人手不足」「先生が足りない」という現状は、熊本市内の高校や支援学校でも切実な問題です。

その他にも、「職員会議での話題」「様々な苦難をどのように乗り切ってきたか」というお話も聞かせてもらうことが出来ました。

また、

「今度、うちの学校にLGBTの話をしに来てよ。」

という嬉しい言葉もかけていただきました。

今年度末には、この会の5名の校長先生が定年退職を迎えられ、次のステージへと踏み出されます。これまでの熊本県の教育に対する多大のご功績に心より感謝いたします。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。