どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
3月11日に「変革期を迎えた高校教育」というテーマで講演会を行いました。その話題についてお話ししています。
昨日のブログでは、この講演会を行うようになった「きっかけ」と「コンテンツづくりの手順」の紹介をしました。
今日のブログでは、「手順」にそって、コンテンツづくりの様子を紹介していきます。
私がとった手順は以下の通りです。
① ブレーンストーミング方式で話したいと思う事柄をなるべく多く付箋に書き出す。
② 付箋をジャンル分けする。
③ オープニング、ボディー、クロージングの3部構成とし、付箋のグループを割り振る。
④ プレゼンをつくる。
⑤ リハーサルをする。
まず、「① ブレーンストーミング方式で話したいと思う事柄をなるべく多く付箋に書き出す」ことを行いました。
千原台高校では、3年前から「高校改革」に取り組み、いよいよこの4月、「学科改変」後の最初の生徒たちが入学して来ます。ここに至るまでの過程で伝えたいことを思いつくままに次々に付箋に書き出し、A3判の紙に貼り付けていきました。
「魅力づくり部」「探究プロジェクト」「レゴ型学習」「eスポーツ部」…などなど。貼りだした付箋の枚数は53枚にのぼります。
② 付箋をジャンル分けする。
次にその付箋を関連性のあるジャンルごとに、別のA3判の紙に貼り直していきました。
③ オープニング、ボディー、クロージングの3部構成とし、付箋のグループを割り振る。
私は、YouTubeで話す内容を考えたり、講演会の内容を考えたりするときには「オープニング、ボディー、クロージングの3部構成」で考えることを基本としています。
この基本に則って、関連性のあるジャンルごとに分けていた付箋を「オープニング」「ボディー」「クロージング」に振り分けていきました。
④ プレゼンをつくる
この用紙に貼った付箋の内容をプレゼンにしていきました。「自己紹介」の部分などは、過去につくっていたスライドを転用したものもありますが、ほとんどが新しくつくるスライドだったので、ここにはかなりの時間を要しました。
⑤ リハーサルをする。
はじめてのテーマでの講演会ですので、当然、リハーサルが必要です。
リハーサルは2回行いました。
1回目は自宅で一人で行いました。ストップウオッチで時間を計りながら、今、このブログを書いている場所で「一人語り」です。かかった時間は60分。ピッタリ講演会の予定時間通りで終わりました。
2回目は、千原台高校で行いました。
2人の教頭と相談し、10名程度の職員に呼びかけて会議室で行いました。講演内容の「ボディー」の部分は「千原台高校の実践」ですので、実際にそれらの取り組みを行ってくれた先生たちに聞いてもらったわけです。私が用いていた用語の修正などいくつかの指摘をしていただくことが出来ました。
このような準備段階を経て、いよいよ本番です。
本番の様子は…
次の(後編)でお話しします!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。