どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日、一昨日と「WBC侍ジャパン」の話題をお話ししたために、「中二日」空いてしまいましたが、今日のブログでは、
熊本県GKプロジェクトミーティングを開催 「熊本県のGK育成」の今後は…(後編)
というタイトルで、3月20日に行った「熊本県サッカー協会GKプロジェクト会議」の様子の続きをお話しします。
よろしくお付き合いください。
(前編)では、日本サッカー協会のGKコーチから受けた「レクチャー」で、九州各県の取り組みを紹介されたこと、現在の熊本県の「GK育成」の現状などをお話ししました。
「熊本県のGK育成の現状」としては、私が「熊本県GKプロジェクトリーダー」務めていた頃、10年間続けてきた「GKクリニック」が「コロナ禍」と「民間GKスクールの増加」という二つの理由により、参加者が減少してしまい2年前に閉鎖され、その後、私の後任の「GKプロジェクトリーダー」のもとで2年間は形を変えて「GKクリニック」を実施して来ましたが、参加者が増えることなくはなく、現在に至っています。
この現状を受けて、会議に参加してくれたGKコーチが、それぞれの立場から意見を出し合いました。
参加してくれたGKコーチは、私の後任を務めてくれているGKプロジェクトリーダー、国体チームのGKコーチ、高体連チームのGKコーチ、中学トレセンのGKコーチ、女子チームのGKコーチなどそれぞれの指導現場で活躍している人たちです。
それぞれの現場での現状や各現場からの意見を出し合った結果、以下のような組織改編を行い、事業に取り組みことになりました。
[現在の組織と運営]
プロジェクトリーダーを中心に、「GKクリニック担当」「GKキャンプ担当」「トレセン指導担当」と事業ごとに組織され、各事業をその担当者が運営する。
[新しい組織と運営]
プロジェクトリーダーを中心に、「U-12」「U-13」「U-14」「U-15」「U-16」「女子」とカテゴリーごとに組織を作り、各カテゴリーの「トレセン活動」の際に多くのGKを招集し、将来性のあるGKの発掘に努める。
これまでにも、スポット的に「多くのGKを集めてのトレセン選考会」をGKプロジェクトとして実施し、その中から「世代の代表」に選ばれるようなGKが育ったという実績があります。
それを今度は、「すべてのカテゴリーで定期的に行っていこう」というのが、新年度の方針です。
この方針のもとに、「熊本から世界で活躍するGKの育成を!」を合言葉に活動していきます。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。