どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
3月26日、大相撲春場所の千秋楽が行われ、結びの一番では、ここまで11勝3敗の関脇・霧馬山と12勝2敗の小結・大栄翔の取り組みが行われました。
星の差一つでリードする大栄翔が勝てば2度目の優勝。霧馬山が勝てば優勝決定戦にもつれ込むという大一番です。
立ち合いから「もろ手突き」で相手を押し込み、霧馬山を土俵際まで追い込んだ大栄翔でしたが、そこに「落とし穴」が…
霧馬山が「粘り腰」をみせて、最後は大栄翔を「突き落とし」でくだしました。
こうして霧馬山が「大一番」を制し、賜杯の行方は、優勝決定戦へ。
優勝決定戦でも、まるで「結びの一番」のリプレイをみているような展開で、霧馬山が土俵際で逆転。大栄翔に2連勝して、初優勝に輝きました。
モンゴル出身であり、首都のウランバートルからさらに700㌔離れた郊外で育った純朴な青年が、18歳で来日し、努力を積み重ねての初優勝に心からの拍手を送りたいと思います。
ということで、以前のブログでお話ししていた私の「予想」の結末はどうなったのかをここで検証してみましょう。
私は、今場所の「みどころ」として、次の3つをあげていました。
② 春場所の注目力士
③ ズバリ、優勝力士を予想!
①については、「かなり厳しい」「せめて、15日間相撲をとり切ってくれれば…」ということをお話ししたのですが、悪い「予感」が的中し、大関・貴景勝は「途中休場」。「綱とり」から一転し、「カド番」で来場所を迎えることとなりました。ケガを治して大関の地位を守り切ってくれることを期待します。
②で「注目力士」にあげていた北青鵬と金峰山は、ともに新入幕の場所で堂々の勝ち越し。中でも金峰山は11勝4敗という好成績で「敢闘賞」を獲得するという大活躍でした。
③では、「5日目に組まれた大栄翔対正代の一番の勝者が優勝!」と予想していて、これまで私の「大相撲予想」は当たった試しがない中で、今回は、あと一歩で初の「大当たり!」となりそうだったのですが…
結果は先ほどお話しした通りです。
とは言え、大栄翔は千秋楽まで優勝争いのトップを走り続けるという大活躍で「技能賞」を獲得。正代も本来の馬力が戻ってきて4場所ぶりの二けた勝利をあげるということで、「活躍の予感」は実を結んだことになりそうです。
次の5月場所では。「霧馬山の大関昇進」が注目されます。「一人大関」が続いてる中での「大関どり」には大きなプレッシャーがかかると思いますが、それを跳ねのけて大関の座を射止めて欲しいですね。
また、「本来の相撲」を取り戻した正代の取り組みにも大注目です!
5月場所を楽しみにしながら、しばらくは「大相撲のない毎日」を過ごしていきたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。